【女性オーナー向け】男性向け痩身エステの始め方|安心運営で集客するコツ

この記事の監修者

㈱イレブン技術商品部 部長
インストラクター
村上 琴音(ムラカミ コトネ)

株式会社イレブンで商品開発とインストラクターを担当。資格と現場経験を活かし、個人サロンの成長を支援しています。

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メンズ痩身市場は拡大していますが、女性オーナー様には不安も多いはずです。安全運営を最優先にしつつ、既存の女性客にも配慮した「勝てる」男性向け痩身メニューの導入法を、美容機器商社・株式会社イレブンのコンサルタントが徹底解説します。

目次

男性向け痩身エステの最新ニーズと市場感

男性の痩身ニーズは「見た目改善」から「健康管理」へと多様化し、市場は確実に拡大しています。成功の鍵は、彼らがエステに何を求めているかを正確に把握することです。最新の動向を理解し、ターゲットに響くサービスを設計する必要があります。

男性が痩身エステに求める「速効性・清潔感・説明責任」

男性の顧客満足度を高める鍵は3点です。彼らは「癒し」よりも数値や見た目の変化を重視します。また、女性オーナーならではの徹底した衛生管理も信頼の土台です。さらに「なぜこの施術が必要か」を論理的に説明することで、初めて納得して高額な契約にも応じてくれるのです。

  • 速効性…1回の施術でもわかる数値(ウエスト-◯cmなど)や見た目の変化
  • 清潔感…徹底された衛生管理とクリーンな空間、においへの配慮
  • 説明責任…施術の根拠や身体への作用を論理的に説明すること

来店動機の違い(体型改善/健康意識/ブライダル・撮影前)

来店動機は様々ですが、大きく3つに分類できます。最も多いのは「体型改善」で、特に腹部の脂肪を減らしたいというニーズです。次に、健康診断の結果を受けて通い始める「健康意識」層も増えています。そして「ブライダル」や「プロフィール写真撮影」など、短期集中の明確な目的を持つ層も存在します。動機によって最適な提案は異なるため、カウンセリングでの見極めが重要です。

年代別・職業別の狙い目ペルソナ設計

効率的な集客にはペルソナ設計が不可欠です。例えば、20代〜30代前半は、外見が重視される営業職や接客業で、比較的コストを抑えて速効性を求める傾向があります。一方、40代以降の管理職や経営者層は、健康維持やステータスとしての体型管理に投資を惜しまない層です。ターゲットを絞ることで、広告のメッセージや価格設定が明確になります。

提供範囲の明確化:性的サービスは一切なし、健全運営の基本

女性オーナーが安心して運営するために、健全運営のポリシーを掲げることが絶対条件です。「性的サービスは一切行わない」という毅然とした態度は、スタッフとお客様双方を守る最大の防衛策となります。この線引きこそが、良質な顧客層を惹きつける土台です。

事前告知に入れるべき文言例(禁止事項・施術範囲・キャンセル規約)

トラブルを未然に防ぐため、禁止事項の明文化が必須です。HPや予約サイトには「当サロンはリラクゼーションや治療、性的サービスを目的としたものではございません」「過度な接触要求や迷惑行為があった場合、即時施術を中止し返金いたしません」と明記しましょう。明確なキャンセル規約も併記することで、無用な誤解を避けることができます。

受付時の同意書・禁忌確認・トラブル時の対応フロー

受付時のリスク管理を徹底してください。施術前には必ず、禁忌事項(高血圧、皮膚疾患等)を確認し、施術内容とリスクについて同意書を取得します。これは万が一の際のサロン防衛(免責)に不可欠です。また、お客様からのクレームや体調不良が発生した際の対応フロー(返金、中止、医療機関への誘導等)を事前に決めておくことが、冷静な初期対応に繋がります。

施術者の性別ポリシーと個室・防犯体制(カメラ設置・非常ボタン等)

スタッフの安全確保はオーナーの責務です。まず「施術者は女性のみ」など性別ポリシーを明確にしましょう。施術室は完全密室を避け、半個室やカーテン仕切りが望ましいです。また、受付や共有スペースには防犯カメラの設置を明示し、万が一に備えて施術者がすぐに助けを呼べる非常ボタンの導入も検討すべきです。物理的な安全設計が、スタッフの安心感を生みます。

イレブンからのアドバイス

規約や禁止事項を厳格に定めることは、お客様を遠ざけるように感じるかもしれません。しかし、逆です。「ここは安全で誠実なサロンだ」という信頼の証となり、結果的に良質なお客様だけが集まります。スタッフが安心して働ける環境を守ることこそが、長期的な成功の基盤となります。

女性目線での運営ポイント:安心・安全・働きやすさ

既存の女性客とスタッフが快適に過ごせる環境維持が、メンズ導入成功の鍵です。男性客特有の「におい」や「衛生観念の違い」に、女性ならではのきめ細やかな配慮で対応しましょう。安心できる環境こそが、サロン全体のサービス品質を支えます。

目線配慮の導線設計(更衣・動線・タオルワーク)

お客様のプライバシーとスタッフの安全を守る導線設計が重要です。男女の動線が交錯しないよう予約時間を調整し、更衣室や待合も分離するのが理想です。痩身施術では露出範囲が広がるため、タオルワークは特に重要。「今から〇〇に触れます」という声掛けを徹底し、必要最小限の露出に留めるルールを標準化することで、お客様の羞恥心とスタッフの不安を軽減します。

におい・衛生・リネン管理とベッドサイズの最適化

快適な空間維持には、衛生管理の徹底が不可欠です。男性は皮脂や汗の分泌が多いため、施術後の換気や消臭対策、リネン類の即時交換をルール化しましょう。使い捨てシーツの活用も有効です。また、男性の体格に合わせ、通常より幅広で耐荷重の大きい施術ベッドを導入することも、お客様の安心感と施術のしやすさに直結するため、検討が必要です。

ボディラインへの声かけマナーと言い換えテンプレ

ボディラインへの言及は、細心の注意が必要です。お客様を傷つけたり、セクハラと受け取られたりするリスクがあります。「太っていますね」は禁句です。「生活習慣で内臓脂肪がつきやすい状態ですね」「筋肉が硬くなり、代謝が落ちているようです」など、客観的な事実や原因を伝える言葉に言い換えましょう。ポジティブな変化を促すための声かけテンプレートを準備することが重要です。

メンズ痩身のメニュー戦略|入口商品と主力商品を分ける

メンズ痩身メニューは、戦略的に2段階で設計することが成功の鍵です。まず「初回体験」という入口商品で来店ハードルを下げ、そこで確実に結果を体感していただきます。その上で、高単価な「回数券」という主力商品へ繋げる導線を作ることが、安定した収益を生み出します。

初回体験の作り方(30〜45分/価格レンジ/比較しやすい成果指標)

初回体験は、短時間で「変化」を実感させることが最重要です。施術時間はカウンセリング込みで30〜45分程度、価格は5,000円〜10,000円の範囲が試しやすいでしょう。重要なのは、施術前後にウエスト周径をメジャーで計測するなど、数値での比較指標を見せることです。この「目に見える成果」が、本コース契約への強力な動機付けとなります。

回数券・サブスク・短期集中の設計とアップセル導線

主力商品は、お客様の目的に合わせて複数設計します。基本となるのは「10回券」などの中期的な回数券です。加えて、健康維持目的の方には「月額サブスク」、ブライダル等の方には「2ヶ月短期集中コース」を用意します。初回体験終了時に、お客様の目的に合わせて最適なプランを提示し、その場で契約するメリット(初回割引など)を明確にするアップセル導線が不可欠です。

勤務後・週末向けの営業時間と滞在時間最適化

男性客の多くはビジネスマンであり、彼らの生活リズムに合わせた営業設計が求められます。平日の日中よりも「平日19時以降」や「土日の午前中」の枠を厚くすることが集客に直結します。また、痩身メニューは滞在時間が長くなりがちですが、着替えや計測を含めて60分〜90分程度に最適化することで、忙しい男性でも通いやすくなり、サロンの回転率も向上します。

WINBACK(ウィンバック)で作る“結果が出る”痩身プロトコル

メンズ痩身で他店と差別化し、「結果」を出すならWINBACK(ウィンバック)の導入が最適です。深部加温による圧倒的な代謝促進と、男性特有の硬い脂肪や筋肉のコリにアプローチできる点が強みです。WINBACKを中心としたプロトコルが、高単価・高満足なメニューを実現します。

WINBACKの強み(深部加温×代謝促進×コリ・可動域アプローチ)

WINBACKの最大の強みは、高周波エネルギーによる「深部加温」です。体の内側から熱を発生させ、冷え固まった脂肪や内臓周りの代謝を強力に促進します。さらに、この温熱は筋肉の緊張を緩和するため、男性に多いガチガチの「コリ」をほぐし、関節の「可動域」を広げる効果も期待できます。痩身とリラクゼーションを同時に叶える、まさに男性ニーズに応える機器です。

体型別プロトコル例:腹部集中/背中・腰周り/下半身むくみ

WINBACKは体型別の悩みに合わせたプロトコル設計が可能です。目的別のメニュー化が効果的です。

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対象部位主な悩みアプローチ例(WINBACK)
腹部集中内臓脂肪・皮下脂肪深部加温で代謝を促進し、脂肪燃焼をサポート
背中・腰周りスーツが似合わない・コリ筋肉の緊張を緩和しながら、贅肉にアプローチ
下半身むくみデスクワーク・だるさ滞ったリンパの流れを促進し、老廃物の排出を促す

他機器・手技との組み合わせ(ラジオ波・カッピング・手技)で差別化

WINBACKは、他の施術と組み合わせることで相乗効果が最大化します。例えば、WINBACKで深部を温めて脂肪を柔らかくした後、ラジオ波(RF)やカッピング(吸い玉)で表層のセルライトにアプローチします。また、温まった状態でのハンドマッサージは、通常よりも格段にほぐれやすく、体感満足度も高まります。こうした独自の組み合わせが、他店にはない「結果」を生み出し、差別化に繋がるのです。

イレブンからのアドバイス

男性は、特に痩身において「何かされている感(体感)」を重視します。WINBACKの深部まで届く温熱(ジュール熱)は、まさにそのニーズに応えます。「体の芯から温まる」「内側から燃えている感じがする」という強力な体感が、施術への満足度と「結果が出そう」という期待感を一気に高めます。

カウンセリング設計|男性が納得する“数値とロジック”

男性のカウンセリングでは、「共感」よりも「論理」が重要です。なぜ太るのか、この施術でなぜ痩せるのかを、感覚ではなく数値とロジックで説明しなくてはなりません。お客様が「なるほど」と納得できる客観的なデータ提示が、信頼と契約への第一歩です。

InBody等の計測・写真運用・KPI表現(ウエスト・体脂肪・周径)

成果の可視化には、体組成計(InBodyなど)の導入が極めて有効です。体重だけでなく、体脂肪率や筋肉量、内臓脂肪レベルを数値で示しましょう。さらに、施術前後の写真撮影(特に腹部の周径)は必須です。これらの客観的データを元に「ウエスト-3cm」「体脂肪率-2%」といった明確なKPI(目標)を設定・共有することで、お客様のモチベーションを維持できます。

食事・活動量の「やりすぎない」指導テンプレ

過度な食事制限や運動指導は、男性客の離脱原因になります。エステで痩せたいお客様は、基本的に「楽をしたい」と考えています。「外食時はまず野菜から食べる」「エレベーターを階段に変える」など、無理なく実践できる「やりすぎない」指導に留めるのがコツです。続けられる簡単なアドバイスをテンプレート化し、施術中の会話で軽く伝える程度が最適です。

ハイリスクの見極め(既往歴・熱感の過敏・皮膚状態)

安全な施術のため、ハイリスクな お客様を事前問診で見極めることが重要です。高血圧、糖尿病、心疾患などの既往歴は必ず確認しましょう。特にWINBACKなどの温熱機器では、熱感の感じ方(過敏・鈍感)や、飲酒後の施術は危険です。皮膚状態(炎症、アトピー等)の確認も怠らず、少しでもリスクがあると判断した場合は、施術を断る勇気も必要です。

価格とメニュー表の作り方|比較されても選ばれる見せ方

メニュー表は、お客様が「迷わず選べる」設計が理想です。他店と比較されることを前提に、価格の「安さ」ではなく「価値(結果)」が伝わる見せ方を工夫しましょう。松竹梅の3プランを用意し、お客様自身に最適なコースを選んでもらう仕掛けが有効です。

ベンチマーク価格と地域相場の捉え方

価格設定は、競合調査(ベンチマーク)から始めます。まずは自サロンの商圏にあるメンズ痩身サロンの価格(初回体験、1回単価、回数券)を調べ、地域相場を把握しましょう。ただし、相場に合わせる必要はありません。WINBACKのような高付加価値機器を導入している場合、相場より高くても「結果が出る」理由を明記すれば、価格競争に巻き込まれずに済みます。

3プラン法(ライト/スタンダード/集中)と特典設計

選択肢は3つ(松竹梅)に絞ると、お客様は選びやすくなります。中間の「スタンダード」を選んでもらうよう、各プランの価値を明確に設計することが効果的です。

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プラン名ターゲット特徴価格例(10回)
ライトプラン健康維持・月1メンテ現状維持・リラクゼーション150,000円
スタンダード週1で体型改善(推奨)腹部集中・結果重視250,000円
集中プラン2ヶ月で短期集中全身+食事指導+特典400,000円

返金・中途解約・クーリングオフの記載ポイント

高額な回数券契約には、特定商取引法の理解が必須です。契約書面には、クーリング・オフ(契約から8日以内)の権利を明記します。また、お客様都合での中途解約時の返金ルール(解約手数料の上限等)も法律で定められています。これらの法的義務を契約書に明記することは、お客様の信頼を得るためにも重要です。

引用:特定商取引法ガイド(消費者庁)

【集客】男性を呼び込むクリエイティブと導線

メンズ痩身の集客は「安心感」と「結果」の提示が全てです。女性サロンだからこその清潔感や安心感を打ち出しつつ、ビフォーアフターで論理的な結果を示します。ターゲット男性の目に留まるキーワードとクリエイティブで、予約までスムーズに導く導線設計が求められます。

検索対策キーワード例(痩身 エステ メンズ/腹部痩せ 男/短期集中 など)

SEO対策では、男性が実際に検索するキーワードを狙います。複合キーワードで上位表示されることが、来店意欲の高い顧客獲得に繋がります。

  • 痩身 エステ メンズ
  • メンズ痩身 〇〇(地域名)
  • 腹部痩せ 男 40代
  • メンズエステ 短期集中
  • メタボ 解消 エステ

画像・動画の作り方(顔出しNG配慮・ビフォーアフターの基準)

症例写真は、男性集客の強力な武器ですが、プライバシー配慮が必須です。顔出しNGの方が多いため、お腹周りだけなど個人が特定できない形を基本とします。ビフォーアフター写真は、明るさや角度を統一し、過度な加工は景品表示法違反のリスクがあるため厳禁です。「3ヶ月でウエスト-5cm」など、客観的な事実のみを併記しましょう。

予約導線(LINE・Googleビジネス・指名可否)と口コミの集め方

予約のハードルは、限りなく低く設定すべきです。電話予約を嫌う男性は多いため、LINE公式アカウントやGoogleビジネスプロフィールからの直接予約、Web予約フォームを充実させましょう。施術者が女性のみであることや、指名可否も明記します。口コミは、結果に満足しているお客様に「〇〇様のおかげで良い結果が出ました。よろしければ…」と、施術者が直接お願いするのが最も効果的です。

サロンオペレーション:混在運営の注意点(女性客との共存)

メンズ導入で最も配慮すべきは、既存の女性客の満足度を下げないことです。男女がサロン内で鉢合わせしない「空間」と「時間」の分離が、混在運営を成功させる絶対条件です。細やかな運用ルールを定め、全スタッフで共有しなくてはなりません。

来店枠の時間帯分離と待合の視線コントロール

理想は、男性客と女性客の来店時間を完全に分離することです。「平日の19時以降と土曜は男性専用」など、明確なルールを設けましょう。それが難しい場合でも、待合室で視線が合わないようパーテーションを設置したり、予約時間を15分ずらして入退店が重ならないよう調整したりする工夫が、双方の心理的ストレスを軽減します。

ロッカー・シャワー・消耗品の男女別運用

設備や備品は、男女で明確に分けるのが望ましいです。ロッカールームやシャワールームが共用の場合、時間帯分離の徹底が前提となります。ガウンやスリッパ、アメニティ(整髪料など)は男性専用のものを用意しましょう。特に痩身メニューでは汗をかくため、タオルの使用量が増えることを見越したリネン類の在庫管理も必要になります。

クレーム未然防止のQ&A整備

既存の女性客から寄せられそうな不安には、先回りして回答を準備しておきましょう。「男性客を始めて安全面は大丈夫?」「男性と同じベッドを使うの?」といった疑問です。これらに対し、「時間帯を完全に分離しています」「リネン類は都度交換・消毒を徹底しています」と明確に回答できるQ&Aを店内に掲示したり、HPに記載したりすることで、女性客の不安を解消できます。

スタッフ教育:接遇・リスク管理・コンプライアンス

メンズ痩身の成否は、現場スタッフの対応品質にかかっています。女性客とは異なる接遇マナー、特有のリスク管理、ハラスメント対応など、全員が同じ基準で動けるよう教育を徹底します。マニュアルとロールプレイングが、サロンの防衛力を高めます。

ハラスメント・迷惑行為の一次対応マニュアル

スタッフを守るため、迷惑行為への対応マニュアルは必須です。厚生労働省のマニュアルも参考に、不必要な接触や不適切な発言があった場合の警告、施術中止、退店要求までのフローを定めます。スタッフ一人で抱え込ませず、すぐにオーナーが対応を引き継ぐルールを明確にすることが、スタッフの精神的負担を軽減します。

施術トークとクロージング台本(男性向け言い換え集)

男性客へのトークは「ロジカルさ」が鍵です。「スッキリしますよ」といった感覚的な表現は避け、「深部体温が上がることで、脂肪燃焼が促進されます」のように具体的に伝えます。クロージングも同様に、「このペースで続ければ、3ヶ月後には体脂肪率〇%減が現実的です」と、数値目標と達成までの道筋をセットで提示する台本が、高い契約率に繋がります。

ヒヤリハット共有と月次振り返りシート

大きな事故は、小さな「ヒヤリハット」の積み重ねから起こります。「お客様が熱さを我慢していた」「同意書の確認が漏れそうになった」などの小さなミスをスタッフ間で共有する仕組みが重要です。月次ミーティングで「ヒヤリハット共有シート」を用いて振り返り、再発防止策を話し合う文化が、サロンの安全レベルを継続的に高めていきます。

イレブンからのアドバイス

男性痩身のカウンセリングは「診断」と「処方」です。InBodyや写真で「あなたの課題はここです(診断)」と客観的に示し、「だからWINBACKのこの施術が必要です(処方)」と論理的に繋げます。スタッフの主観や感覚ではなく、データに基づいた提案こそが、男性客の「なるほど、それなら任せよう」を引き出す最大の武器です。

成果を最大化するPDCA|数値の追い方と改善例

メンズ痩身を軌道に乗せるには、感覚的な運営ではなく、数値に基づいたPDCAサイクルが不可欠です。どの広告から何人来店し(CPA)、何人が継続したか(継続率)を可視化します。数字を見れば、打つべき次の施策が明確になり、最速での黒字化が可能となります。

成果指標ダッシュボード(CPA/継続率/部位別満足度)

成果を測るため、見るべき数字(KPI)を定めます。集客面では「CPA(顧客獲得単価)」、経営面では「初回体験からの継続率」「客単価」が重要です。さらに、「腹部」「背中」など部位別の満足度やLTV(顧客生涯価値)も追跡しましょう。これらの数値を一つのダッシュボードにまとめることで、サロンの健康状態が一目でわかるようになります。

3か月改善ケーススタディ(導線・単価・滞在時間)

例えば「継続率が低い」という課題が見えたとします。その原因が「初回体験の満足度が低い」のか「クロージングが弱い」のかを分析します。前者ならWINBACKのプロトコルを見直し、後者ならカウンセリング台本を修正します。このように、数値(結果)から原因を仮説立て、施策(行動)に移す。この3ヶ月間のPDCAサイクルが、サロンを確実に成長させます。

季節イベント(夏前・年始)に合わせた販促カレンダー

メンズ痩身には、明確な需要期があります。薄着になる前の「4月〜6月(夏前)」と、正月太りが気になる「1月〜2月(年始)」が最大の商戦期です。この時期に合わせて「短期集中腹部痩せキャンペーン」などを打ち出せるよう、年間の販促カレンダーを事前に作成しておきましょう。計画的な販促活動が、売上の最大化に繋がります。

よくある質問(FAQ)

男性が初めて痩身エステに来店する際は、多くの不安を抱えています。その不安を事前に解消してあげる「よくある質問」の充実は、予約率を上げるために非常に重要です。特に、女性オーナーのサロンならではの疑問点には、誠実に回答しましょう。

Q. 男性の露出範囲は?紙ショーツの運用は?

A. 施術部位によって露出範囲は異なりますが、施術箇所のみをタオルで覆いながら行い、不必要な露出は一切いたしません。また、衛生管理上、当サロンでは男性専用の使い捨て紙ショーツ(トランクス型など)にお着替えいただいております。紙ショーツの着用は必須となりますので、あらかじめご了承ください。

Q. 体毛や汗の多さへの衛生対応は?

A. 体毛の濃さや汗の量は、施術効果に全く影響ございませんので、ご安心ください。汗をかかれた場合は、都度タオルで拭き取りながら施術を進めます。また、ベッドシーツやタオル類は、お客様ごとに全て交換し、高温殺菌と消毒を徹底しております。衛生面には最大限配慮しておりますので、リラックスしてお受けいただけます。

Q. 何回で効果が出る?運動・食事との併用は?

A. 効果の出方には個人差がありますが、多くの方が初回でも「体が温まった」「ズボンが少し緩くなった」といった変化を実感されます。体型を定着させるには、週1回のペースで3ヶ月(約10〜12回)の継続を推奨しています。もちろん、軽い運動や食事の見直しを併用いただくことで、より早く、高い効果が期待できます。無理のない範囲でのアドバイスも可能です。

Q. クレカ分割や医療との違いは?

A. お支払いには、各種クレジットカードがご利用いただけます。分割払いやリボ払いも可能ですが、詳細はご契約のカード会社様にご確認ください。医療痩身(脂肪吸引など)との違いは、メスや注射を使わず、身体の代謝機能を高めて健康的に痩身を目指す点です。ダウンタイムがなく、リラクゼーション効果が高いのがエステ痩身の特徴です。

まとめ|女性オーナーでも安心して始められる“勝てるメンズ痩身”

メンズ痩身の導入は、適切な準備と明確なポリシーがあれば、女性オーナー様にとって大きなチャンスとなります。健全な運営基盤の上に「結果」を積み重ね、お客様との信頼関係を築くこと。それが「勝てるメンズ痩身サロン」への最短距離です。

健全運営・結果・継続の3本柱で長期リピートをつくる

成功の鍵は「健全運営」「結果」「継続」の3本柱です。性的サービスを排除する毅然とした姿勢(健全運営)が、スタッフの安全と良質な客層を守ります。そして、数値で見せる「結果」がお客様の満足を生み、通いやすいプラン(継続)が長期的な安定収益に繋がります。このサイクルを確立することが、何よりも重要です。

WINBACK中心のプロトコルで差別化し、体験→継続の導線を磨く

メンズ痩身市場で他店と差別化するには、WINBACKのような「結果が出る」機器の導入が近道です。深部加温による高い体感と代謝促進効果は、男性顧客のロジカルなニーズに応えます。初回体験でこの違いを明確に体感させ、「これなら痩せられそうだ」と納得してもらうことが、高額な継続コースへのスムーズな契約に繋がるのです。

小さな一歩が、サロンの大きな飛躍に繋がります。ご不明点は、いつでも私達イレブンにご相談ください。

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この記事を書いた人

イレブンのメディア事業部は、美容業界の最新トレンドや製品情報を取材・編集し、自社メディアやSNSで分かりやすく発信。サロン経営者とエンドユーザーを繋ぐ情報ハブとしてブランド価値と売上向上を継続的にサポートします。

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