この記事の監修者

㈱イレブン技術商品部 部長
インストラクター
村上 琴音(ムラカミ コトネ)
株式会社イレブンで商品開発とインストラクターを担当。資格と現場経験を活かし、個人サロンの成長を支援しています。

この記事の監修者

㈱イレブン技術商品部 部長
インストラクター
村上 琴音(ムラカミ コトネ)
株式会社イレブンで商品開発とインストラクターを担当。資格と現場経験を活かし、個人サロンの成長を支援しています。
「ウィンバック(WINBACK)って、実際どんな効果があるの?」「うちのサロンに入れて元が取れる?」——導入を検討中の経営者さんから、この2つの質問をよくいただきます。
ウィンバックはフランス生まれの高周波(ラジオ波)マシンで、世界55カ国以上・累計25,000台以上の導入実績があります。ただ、「有名だから」で決めてしまうと、コンセプトに合わなかったり、技術習得に想定以上の時間がかかったりすることも。
この記事では、500店舗以上のサロン支援に携わってきた株式会社イレブンのコンサルタントが、ウィンバックの効果と仕組み、他のラジオ波マシンとの違い、経営目線のメリット・デメリット、費用と回収の考え方、禁忌までを一気に整理します。「自分のサロンに合うかどうか」を判断する材料として使ってください。
イレブンからのアドバイス効果の話だけで終わらせず、「それが売上にどうつながるか」まで踏み込んで解説します。費用や安全性の詳細は、それぞれ専門記事も用意しているので、あわせて読んでみてください。


まずは「ウィンバックとは何か」を、経営判断に必要な範囲でおさえておきましょう。技術的な細部よりも、「なぜ他のラジオ波マシンと違う扱いをされるのか」を理解することが、導入判断の出発点になります。
ウィンバックは、フランスで開発された高周波(ラジオ波)機器です。世界55カ国以上・累計25,000台以上の導入実績があり、エステサロンだけでなくスポーツケアやリラクゼーションの分野でも使われています。
サロン経営の視点で見たときのポイントは、「世界的に知られたブランド」であること。お客様への説明やホットペッパービューティーの掲載文で「フランス発・世界55カ国以上で導入」と書けるだけで、無名の機器とは信頼感が変わります。集客のしやすさは、マシン選びで意外と見落とされがちな要素です。
ラジオ波は、体内の水分子を高速で振動させ、その摩擦で熱(ジュール熱)を発生させる技術です。肌の表面から温めるホットストーンや温熱マットと違い、身体の内側から温まる感覚が得られます。
ウィンバックは300kHz・500kHz・1MHzの3つの周波数を切り替えられるのが特徴です。周波数によって熱が届く深さが変わるため、フェイシャルのように浅い層を狙うメニューと、ボディのように深く温めたいメニューを1台でカバーできます。
| 周波数 | 熱の届き方の目安 | 向いているメニュー例 |
|---|---|---|
| 1MHz | 浅い層を中心に温める | フェイシャル、デコルテ |
| 500kHz | 中間層まで温める | 二の腕、背中、脚のケア |
| 300kHz | より深くまで温める | お腹まわり、腰、太もものボディケア |
「1台で複数のメニューを組める」というのは、そのままメニュー表の厚みになります。機器を何台も揃えなくてよい分、初期投資を抑えつつ提案の幅を広げられるわけです。
ウィンバックを語るうえで欠かせないのが、施術者の手首に装着するブレスレット型電極です。一般的なラジオ波マシンは、プローブ(端子)を肌に当てて動かすのが基本。ウィンバックはブレスレットを着けることで、施術者の手そのものからラジオ波が流れます。
これが「フリーハンド施術」と呼ばれる使い方です。ハンドマッサージの心地よさと、ラジオ波の温かさを同時に届けられるため、お客様の体感は「機械を当てられている」というより「温かい手で丁寧にほぐされている」感覚に近くなります。もちろん通常のプローブも付属しているので、部位や目的に応じた使い分けもできます。



「マシンに頼りきりになりたくない」「せっかく磨いてきた手技を活かしたい」というオーナーさんに、ウィンバックが選ばれる一番の理由がこのフリーハンド施術です。
ウィンバックの効果として語られることが多いのは、「温まる」「引き締まった感じがする」「巡りが良くなった気がする」といった体感です。ここでは、その体感をどのメニューに落とし込めるか、という経営目線で整理します。
なお、エステサロンで提供できるのはあくまで美容・リラクゼーションのサービスです。「脂肪を分解する」「病気を治す」といった表現は薬機法・景表法の観点から使えないため、お客様への説明やメニュー表でも「温める」「引き締め感」「めぐりをサポート」といった体感ベースの言葉を使うのが基本になります。
ボディでは、深部までしっかり温められることが最大の強みです。施術後にお客様から返ってくる声としては、次のようなものが中心になります。
メニュー化するなら「痩身ボディ」だけでなく、「温活ボディ」「筋膜ほぐし」「リラクゼーション」といった切り口が組めます。同じマシンでも打ち出し方を変えるだけで、痩身に興味のない層まで取り込めるのがポイントです。
フェイシャルでは、1MHzの浅い層への温めとフリーハンドの手技を組み合わせることで、施術直後のリフト感やハリ感、血色の良さを体感してもらいやすいのが特徴です。ブレスレット型電極なら、プローブでは当てにくい耳まわりや頭皮、首すじまで丁寧にケアできます。
フェイシャルは単価を上げやすく、ボディとのセット提案にもつなげやすいメニューです。部位別の変化や通い方の設計は、専門記事で詳しく解説しています。


ウィンバック導入サロンが強いのは、「痩せたい人」以外にもアプローチできる点です。冷えやむくみを感じている方、デスクワークで身体が固まっている方、産後のケアをしたい方など、悩みの入り口は幅広くあります。
「身体を温めて整える」というコンセプトは、20代から60代まで年齢を問わず受け入れられやすく、季節の落ち込みも小さめ。痩身一本足のサロンより、客層とリピートの安定感が出しやすくなります。



実際にご支援しているサロンでも、「痩身」より「温活」「めぐりケア」の名前にした方が予約が入りやすかったケースがあります。ターゲットに合わせてメニュー名を変えるだけで、反応が変わりますよ。
ラジオ波マシン自体は国内外に多数あります。そのなかでウィンバックがどこで差別化できるのか、一般的なプローブ式ラジオ波マシンと並べて整理しました。
| 比較項目 | 一般的なラジオ波マシン | ウィンバック(WINBACK) |
|---|---|---|
| 施術方法 | プローブを当てて動かす | ブレスレット型電極でフリーハンド施術+プローブ |
| 周波数 | 1〜2種類が中心 | 300kHz・500kHz・1MHzを切り替え |
| 施術できる部位 | 平らな部位が中心 | 耳・頭皮・手足の細部まで対応 |
| お客様の体感 | 機械的、部分的に熱く感じやすい | 手で包まれるような温かさ |
| 組めるメニュー | 痩身が中心 | 痩身・フェイシャル・温活・リラクゼーション |
| 施術者の技術 | 比較的マニュアル化しやすい | 手技の習熟が体感を左右する |
| ブランド認知 | 機種により差が大きい | 世界55カ国以上・25,000台以上 |
表の最後の2行に注目してください。「施術者の技術が体感を左右する」は、裏を返せば「技術で他店と差をつけられる」ということ。プローブ式は誰がやっても一定の結果が出やすい反面、価格競争に巻き込まれやすい面があります。ウィンバックはオーナーさん自身の手技が商品になるため、「あの先生にお願いしたい」という指名につながりやすいマシンです。
逆に、「短時間・低単価で回転数を稼ぐ」タイプのサロンにはオーバースペックになりがちです。コンセプトとの相性は、価格より先に確認しておきましょう。
効果や仕組みが分かったところで、次は経営の話です。ウィンバックは高い収益性を生むポテンシャルがある一方、「入れれば自動的に売れる」マシンではありません。メリットとデメリットを並べて、冷静に見ていきましょう。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ハンド×ラジオ波で他店にない体感を作れる 1台で痩身・フェイシャル・温活まで展開できる 世界的ブランドとして集客に使える 高単価でも選ばれやすく価格競争を避けやすい | 本体価格が高めで初期投資が大きい 施術者の技術で体感に差が出やすい 解剖学・出力調整の習得に時間がかかる 低価格・回転型サロンにはオーバースペック |
ウィンバック導入の一番の経営メリットは、「代わりのきかないサロン」になれることです。ハンド技術とラジオ波の組み合わせは、同じマシンを入れた他店でも施術者が違えば体感が変わります。つまり、お客様が「このサロンでないと」と感じる理由を作りやすいのです。
メニューの幅が広いことも効いてきます。フェイシャルで来店したお客様にボディの温活を提案する、痩身コースの方に季節限定のリラクゼーションを追加するなど、1人のお客様に複数の提案ができれば、LTV(顧客生涯価値)は自然と伸びていきます。
実際に株式会社イレブンがコンサルティングに入ったサロンC(神奈川)では、メニュー設計と接客導線の見直しにより客単価が9,800円から14,500円に、リピート率が42%から68%に変化しました。マシン単体の効果ではなく、「マシン×メニュー設計×接客」の組み合わせで数字が動いた事例です。
一方で、避けて通れないのが技術習得の問題です。ウィンバックは自由度が高い分、どの周波数をどの部位にどれくらい当てるか、手技とどう組み合わせるかで体感が大きく変わります。習熟が浅い状態で施術すると、十分な体感が得られないばかりか、お客様に熱さを感じさせてしまうリスクもあります。
対策はシンプルで、導入時の講習をきちんと受け、スタッフ同士で練習を重ねること。株式会社イレブンでは、基本操作に加えて、部位別のプロトコルやお客様への説明トークまで含めた講習を行っています。「技術で差がつく」という性質は、練習した分だけそのままサロンの強みになるということでもあります。



導入直後は、オーナーさん自身が誰よりも施術を練習してください。オーナーの手技が一番の商品になるのがウィンバックの面白いところです。
「結局いくらかかって、いつ元が取れるのか」は、経営者なら当然気になるところです。ここでは判断に必要な考え方に絞って解説します。新品・中古・リースの比較や補助金の活用は、費用専門の記事で詳しくまとめています。


ウィンバック本体のメーカー希望小売価格は、税込374万円です。オプションパーツの追加や販売時期のキャンペーンで実際の金額は変わるため、正確な見積もりは販売店にお問い合わせください。
本体以外にも、施術用のジェルやクリームといった消耗品、講習費、リースや融資を使う場合の金利などがかかります。資金計画を立てるときは、本体価格だけでなく「毎月出ていくお金」まで含めて試算しておくと、開業後の資金繰りで慌てずに済みます。
回収期間を考えるときは、「単価×客数−消耗品費」で月間の粗利益をざっくり出し、本体価格を割ってみるのが手っ取り早い方法です。たとえばウィンバックのメニューを1回15,000円に設定した場合で試算してみましょう。
| 項目 | 前提 | 金額 |
|---|---|---|
| 施術単価 | 1回あたり | 15,000円 |
| 月間客数 | 1日1名ペース(月30名) | 30人 |
| 月間売上 | 15,000円×30人 | 450,000円 |
| 消耗品コスト | 1人あたり約300円 | −9,000円 |
| 月間粗利益 | 売上−消耗品 | 441,000円 |
※あくまで試算例です。家賃・人件費・広告費などの固定費や、リース料・金利は含んでいません。実際の回収期間は店舗の状況によって変わります。
この試算では、粗利益ベースで本体価格374万円を割ると、月30名の稼働が続けば1年以内に回収できる計算です。ただし固定費を差し引いた実質ベースで見ると、1年〜1年半程度を見込んでおくのが現実的でしょう。重要なのは「月に何人を何円で施術すれば黒字になるか」という損益分岐の数字を、導入前に自分の店舗の家賃や人件費で計算しておくことです。



いきなり高単価コースが不安なら、既存メニューに「+3,000円のウィンバックオプション」を付けるところから始めるのも手です。良さを体感してもらってからコース契約につなげる導線を、弊社でもよくご提案しています。
お客様に安心して通ってもらうためには、安全管理が欠かせません。ラジオ波は熱を発生させる技術なので、正しい知識と事前確認を怠ると、やけどやトラブルの原因になります。ここでは最低限おさえておきたい要点だけをまとめます。詳しい安全運用マニュアルは専門記事を参照してください。
ウィンバックには禁忌事項があります。次のようなお客様への施術は、原則として行えません。
施術前のカウンセリングで既往歴や当日の体調を確認し、同意書でリスクを説明したうえで施術に入るのが鉄則です。エステサロンでの施術トラブルは国民生活センターにも相談が寄せられており、「確認したつもり」は通用しません。カウンセリングシートと同意書は、導入と同時に整えておきましょう。
「熱ければ効く」わけではありません。効果を急いで出力を上げすぎたり、頻度を詰めすぎたりすると、お客様の負担になり逆効果です。心地よい温かさが続く出力を保ち、施術中は赤みや違和感がないかを常に観察してください。
頻度は週1〜2回程度を目安に、身体を休める期間を設けるのが基本です。「今日はやめておきましょう」と言える判断力も、プロとしての信頼につながります。



カウンセリングシートの雛形や、お客様へのリスク説明トークも株式会社イレブンでご用意しています。安全管理に自信が持てると、お客様への説明にも説得力が出ますよ。
ウィンバックの販売店は複数あります。そのなかで株式会社イレブンを選んでいただいているのは、マシンを売って終わりではなく、その後の経営まで伴走する体制があるからです。500店舗以上の開業・運営支援で積み上げてきたノウハウを、導入時から使っていただけます。
サロン営業において、マシンが故障すれば、その間の売上は止まってしまいます。株式会社イレブンでは、故障やトラブルの際の代替機の手配や、専門スタッフによるメンテナンス対応を行い、営業への影響を最小限に抑えます。正規パーツの供給やアップデート情報も届くため、常にベストな状態でマシンを使い続けられるのも安心材料でしょう。
性能の良いマシンでも、売り方やメニュー構成を間違えると宝の持ち腐れになりかねません。株式会社イレブンでは、過去の支援事例をもとに「どのオプションと組み合わせると単価が上がるか」「リピートにつながるコース設定はどれか」といった、売れるメニュー設計をご提案しています。
ご支援したサロンL(愛媛)では月商が50〜60万円プラスになり売上200%に、サロンO(栃木)では月商2倍・リピート率30%から70%・既存顧客数1.7倍という変化がありました。いずれも、立地や客層に合わせて収益化プランを一緒に組み立てた結果です。
技術があっても、お客様に知ってもらえなければ経営は成り立ちません。ホットペッパービューティーの掲載方法、Instagramでの写真の撮り方、キャッチコピーの作り方まで、集客の面もトータルでサポートします。一人で悩みがちな集客の壁を、コンサルタントが一緒に乗り越えます。
深部までしっかり温まる体感は、初回から感じていただきやすいです。ただし引き締め感や肌の変化の感じ方には個人差があり、継続して通っていただくことで実感が積み重なっていきます。お客様には「1回で劇的に変わる」と伝えるのではなく、通い方の目安をセットで案内するのがおすすめです。
導入は可能です。ウィンバックにはプローブも付属しているため、最初はプローブ中心の施術から始め、講習と練習を重ねながらフリーハンド施術の比率を上げていく方法があります。株式会社イレブンの講習では、基本操作から部位別のプロトコルまで段階的にお伝えしています。
地域やサロンのコンセプトによりますが、1回10,000〜20,000円前後で設定しているサロンが多い傾向です。最初は既存メニューへのオプション(+3,000円程度)から始め、体感してもらってからコース契約につなげる設計も有効です。損益分岐は店舗の固定費で変わるため、導入前に試算しておきましょう。
新品購入のほか、中古やリースでの導入も選択肢になります。それぞれ初期費用・月々の負担・保証の有無が異なるため、資金計画とあわせて比較することが大切です。詳しくは導入コストの専門記事で解説しています。
ラジオ波は熱を発生させる技術のため、出力の上げすぎや同じ部位への長時間照射はやけどの原因になります。禁忌事項の確認、心地よい温度を保つ出力管理、施術中の観察を徹底すれば、安全に運用できます。導入時の講習で安全管理の手順も習得してください。
ウィンバックは、痩身・体質ケア・リラクゼーションを高いレベルで提供できる、サロン経営の強力なパートナーです。ただ、その真価を引き出すのはマシンではなく、オーナーさんの手技とメニュー設計、そして安全管理。導入を迷っている段階でも、「うちのコンセプトに合うか」「いくらで何人施術すれば回るか」といったご相談から受け付けています。
株式会社イレブンは、マシン導入だけでなく、その後の経営が軌道に乗るまでを見据えたサポートをお約束します。まずはLINEから、お気軽にご相談ください。

