ララピールをエステサロンに導入するには?費用・法規制・注意点を解説

この記事の監修者

㈱イレブン技術商品部 部長
インストラクター
村上 琴音(ムラカミ コトネ)

株式会社イレブンで商品開発とインストラクターを担当。資格と現場経験を活かし、個人サロンの成長を支援しています。

詳細はこちら

「ララピールを自分のサロンにも導入したい」――韓国発の第4世代ピーリングとして話題のララピールは、エステサロンの新メニュー候補として問い合わせが増えています。ただ、薬剤を肌に使う施術だからこそ、導入前に費用だけでなく法規制や安全管理まで確認しておきたいところです。本記事では、美容機器商社の株式会社イレブンが、エステサロンがララピールを導入する際のメリット・費用・法的な注意点をまとめて解説します。

ララピールは「剥がさない低刺激ピーリング」としてエステでも扱いやすい一方、医師法・薬機法のラインを理解したうえでの導入が欠かせません。

目次

ララピールとは|第4世代ピーリングの基礎知識

ララピール(LHALA PEEL)は、化粧品メーカーのロレアル社が開発した成分「LHA」をベースに、韓国で製品化されたピーリングです。従来のように角質を剥がす「Peeling」ではなく、肌を満たす「Filling」という発想で角質ケアをする点が、第4世代と呼ばれる理由になっています。

主成分LHA(リポヒドロキシ酸)の特徴

LHA(リポヒドロキシ酸=カプリロイルサリチル酸)は、サリチル酸をベースに開発された脂溶性の角質ケア成分です。分子が大きく皮膚の表層で穏やかに働くため、AHAやBHAに比べて刺激が少ないとされています。肌に近い弱酸性で皮脂となじみやすく、毛穴まわりの角質ケアに向く成分として紹介されることが多いです。

従来のピーリングとの違い

AHAやBHAを使う従来型は角質の剥離を前提とするため、赤みやダウンタイムが課題でした。ララピールは微弱な酸と脂質を組み合わせて肌を満たすように働きかける設計で、剥離を目的としません。施術当日からメイクができるとされており、ピーリングに苦手意識のあるお客様でも受けやすいメニューとして注目されています。

ハーブピーリングとの違い

エステで人気のハーブピーリングは、植物由来の微細な成分を肌にすり込んでターンオーバーを促す施術で、タイプによっては数日の皮むけを伴います。一方のララピールは剥離を目的としない設計なので、ダウンタイムの少なさを重視するお客様への提案に向いた施術です。すでにハーブピーリングを導入しているサロンなら、「しっかりケア」と「低刺激ケア」の2軸でメニューを並べる使い分けも可能です。

エステサロンがララピールを導入するメリット

サロンメニューにララピールを取り入れる利点は、施術そのものの特徴だけではありません。集客とリピートの両面から、導入メリットを整理します。

低刺激メニューとして提案の幅が広がる

ピーリングに興味はあっても「痛そう」「赤くなりそう」と敬遠してきたお客様に提案しやすいのが、いちばんの利点です。ダウンタイムがほとんどないとされるため、予定の前日でも受けやすく、来店のハードルが下がります。敏感肌のお客様には体調やアレルギーの確認を丁寧に行ったうえで、無理のない範囲で提案しましょう。

SNSトレンドによる話題性と集客

韓国発の美容メニューはInstagramやTikTokで話題になりやすく、ララピールも検索が増えています。トレンドに敏感な20〜40代の女性客の興味を引きやすく、施術風景やサロンの世界観を発信すれば新規の入口になってくれます。発信のコツは、施術の流れ・サロンの清潔感・スタッフの人柄が伝わる投稿を積み重ねること。効果訴求に頼らなくても、新規の指名にはつながります。ただし、効果を保証するような投稿や誇張したビフォーアフター訴求は、薬機法・景品表示法上のリスクがあるため避けてください。

リピートメニューとして設計しやすい

ララピールは1回で完結ではなく、定期的な角質ケアとして継続提案しやすい施術です。回数券や月1回のメンテナンスといった設計と相性が良く、リピート売上の柱に育てられます。

イレブンからのアドバイス

「新メニューを入れたのに単発で終わる」のはもったいないですよ。継続前提の価格設計まで、導入と同時に決めておくのがコツです。

導入前に確認すべき法規制と安全管理

ララピールが美容目的の施術とはいえ、薬剤を肌に使う以上、法規制の理解と安全管理は避けて通れません。ここを押さえずに導入すると、行政指導や顧客トラブルのリスクを抱えることになります。

医師法とケミカルピーリングに関する国の通知

ケミカルピーリングについて厚生労働省は、平成13年11月8日の通知(医政医発第105号)で、酸などの化学物質を用いて皮膚の剥離などを起こさせる行為は「医師が行うのでなければ保健衛生上危害の生ずるおそれのある行為」と整理しました。つまり皮膚剥離を目的とした施術は医行為にあたり、エステサロンでは行えません。一方、化粧品として販売されている低濃度の製剤を、剥離を目的としない範囲で使うことは可能とされています。ララピールを導入する際も「化粧品の範囲での施術」であることを守り、判断に迷う場合は自治体の保健所や業界団体に確認しましょう。

国民生活センター・業界団体が求める危害予防策

国民生活センターはピーリングによる肌トラブル相談の増加を受け、施術内容や費用、起こりうる有害作用を契約前に書面で説明し、異常があれば中止や解約に応じるといった対策を業界に求めてきました。日本エステティック研究財団も、薬剤の選定基準や禁忌事項、アフターフォローのあり方を報告書にまとめています。カウンセリングシートと同意書を整備し、体調・アレルギーの確認から施術後の連絡体制までを型にしておくと安心です。異常があった場合に提携クリニックへの受診を案内できる体制も整えておきましょう。

広告・メニュー表記で気を付けたい表現(薬機法)

「シミが消える」「ニキビが治る」といった効能の断定は、化粧品の範囲を超える表現として薬機法違反のリスクがあります。「必ず効果が出る」といった保証表現も、景品表示法の優良誤認にあたるおそれがあるため使えません。メニュー表やSNSでは「角質ケア」「肌を整える」など、化粧品で認められた範囲の表現にとどめるのが原則です。

イレブンからのアドバイス

広告表現は行政のチェックが入りやすいポイントです。メニュー表やSNS投稿は、公開前に表現を見直す癖をつけてくださいね。

ララピール導入セットの内容と費用回収の考え方

株式会社イレブンでは、ララピールの初期導入セットを講習付きで提供しています。材料を買って終わりではなく、施術ノウハウの取得までサポートを受けられる形です。

初期導入セットの内容と価格

  • LHALAフィル 20名分
  • マイクロバブルクレンザー 100名分
  • バイオムフィットクリアゲルマスク 4枚入り1箱
  • クレンジング用筆 2本/ララフィルBASIC筆 1本

講習費を含む通常価格は166,200円(税別)です。時期によって割引や特典が付くキャンペーンを実施していることがあるので、最新の条件はLINEでお問い合わせください。

費用回収の考え方

ララピールは1施術あたり約50分で完了するため、1日の予約枠に組み込みやすい施術です。仮に施術価格を1回1万円台に設定すれば、20名分のセットは数名のリピーターで原価を回収できる計算になります。導入直後は体験価格やモニター企画で施術数を確保し、口コミにつなげていく流れが定番です。

スクロールできます
施術単価(税別)セット代166,200円の回収に必要な施術数(概算)
8,000円約21回
10,000円約17回
12,000円約14回

あくまで材料費ベースの単純計算ですが、月1回ペースの定期客が数名つけば、数ヵ月で回収ラインに乗る計算です。人件費や広告費を含めた損益は、サロンごとの数字で設計しましょう。

メニュー化と価格設定のポイント

単発メニューとしてだけでなく、フェイシャルコースへの組み込みや回数券化まで含めて設計すると、客単価とリピートの両方に効いてきます。ホームケア用品の物販と組み合わせれば、施術以外の収益源づくりも可能です。なお、回数券や前払い式コースとして販売する場合、期間1ヵ月超かつ金額5万円超の契約は特定商取引法の「特定継続的役務提供」に該当し、書面交付やクーリングオフ対応が義務になります。コース設計の際は、ここも忘れずに確認してください。「どの価格帯なら地域のお客様に受け入れられるか」は商圏によって変わるので、迷ったら遠慮なくご相談ください。

導入後の運用|スタッフ教育とリピート設計

導入して終わりではなく、スタッフ教育と顧客フォローの仕組みづくりが成果を左右します。ララピールを「入れただけのメニュー」で終わらせないために、運用面のポイントを押さえておきましょう。

スタッフ教育と品質管理

施術品質を均一に保つには、薬剤の塗布量やブラシワークを標準化する研修が欠かせません。導入時の講習を受けたスタッフを起点にマニュアルを作り、店内で技術を共有してください。施術器具の衛生管理や薬剤の保管期限もチェックリストで管理すると、トラブル防止につながります。

リピートにつながる顧客フォロー

カウンセリングで肌状態を記録し、来店ごとの変化をお客様と一緒に確認しながら次回来店日を提案する。この積み重ねがリピート率を支えます。初回施術の前後で肌状態を丁寧に言葉にして伝えると、お客様自身が変化に気づきやすくなり、次回予約の打診も自然になるんです。季節ごとのキャンペーンや他メニューとのセット提案も、来店動機づくりに有効です。リピート設計を含む経営改善の実績データは、こちらの記事で数字を公開しています。

イレブンからのアドバイス

新メニューの成功は「技術の標準化×継続提案の型」で決まります。導入講習の内容を、そのまま店内マニュアルに落とし込んでくださいね。

スタッフ教育やメニュー設計まで含めた導入支援をご希望の方は、LINEからご相談いただけます。

ララピールのエステ導入に関するよくある質問

ララピールはエステサロンでも施術できますか?

化粧品として販売されている低濃度の製剤を、皮膚の剥離を目的としない範囲で使用する形であれば提供可能とされています。皮膚剥離を目的とした施術は医行為にあたるため、判断に迷う場合は導入前に自治体の保健所へ確認すると安心です。

施術時間はどのくらいかかりますか?

1施術あたりの所要時間は約50分です。カウンセリングと合わせても90分枠で設計しやすく、既存のフェイシャルメニューと同じ感覚で予約に組み込めます。

導入時に講習は受けられますか?

受けられます。株式会社イレブンの初期導入セットには講習費が含まれており、材料の提供だけで終わらず、施術ノウハウの取得までサポートする形です。

敏感肌のお客様にも提供できますか?

主成分のLHAは刺激が少ないとされていますが、肌質や体調には個人差があります。カウンセリングで体調やアレルギーの有無を確認し、不安がある場合は無理に施術せず、医療機関への相談を案内してください。

導入費用はいくらですか?

講習費を含む初期導入セットの通常価格は166,200円(税別)です。時期により割引や特典が付くキャンペーンを実施していることがあるため、最新の条件はLINEでお問い合わせください。

まとめ|ララピール導入は法規制の理解とセットで

最後に、エステサロンがララピールを導入する際のポイントを整理します。

  • ララピールはLHAを主成分とする第4世代ピーリングで、剥がさない低刺激の角質ケアとされている
  • 皮膚剥離を目的とする施術は医行為。エステでは化粧品の範囲で提供し、広告表現も薬機法に配慮する
  • 初期導入セットは20名分・講習費込みで通常166,200円(税別)。1万円台のメニュー設計なら数名のリピーターで回収できる計算
  • 成功のカギはスタッフ教育の標準化と継続提案の型づくり

株式会社イレブンは、500以上のサロン支援で培ったノウハウをもとに、ララピールの導入から価格設定・集客・リピート設計まで伴走しています。「うちのサロンに合うかどうか」という段階のご相談も歓迎です。導入可否を判断する材料集めの段階でも大丈夫です。まずはLINEで現状をお聞かせください。

今なら無料でコンサルタントに
\\\相談できます!///

この記事を書いた人

イレブンのメディア事業部は、美容業界の最新トレンドや製品情報を取材・編集し、自社メディアやSNSで分かりやすく発信。サロン経営者とエンドユーザーを繋ぐ情報ハブとしてブランド価値と売上向上を継続的にサポートします。

目次