アロマテラピーのメニューの作り方|リピートが増える設計と人気メニュー例

この記事の監修者

㈱イレブン技術商品部 部長
インストラクター
村上 琴音(ムラカミ コトネ)

株式会社イレブンで商品開発とインストラクターを担当。資格と現場経験を活かし、個人サロンの成長を支援しています。

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開業やメニュー改定を考えるサロンオーナー様へ。アロマテラピーは単なる「香り」のリラクゼーションではなく、客単価とリピート率を劇的に高める強力な経営ツールです。全国500店舗以上を支援し、売上達成率100%を誇る㈱イレブンのコンサルタントが、失敗しない「売れるアロマテラピーメニュー」の作り方と具体的な事例を徹底解説します。

目次

アロマテラピーをエステメニューに入れると売上が伸びる理由

アロマテラピー導入は、単なる癒やしの提供にとどまらず、サロンの売上構造を強化する重要な戦略です。香りが脳に直接作用する特性を活かし、顧客満足度を高めながら、他店にはない付加価値を生み出せるからです。ここでは、なぜアロマが経営数値の向上に直結するのか、その具体的なメカニズムとオーナー様が得られるメリットについて解説します。

リラクゼーションだけじゃない「選ばれる価値」

アロマテラピーは「なんとなく癒やされたい」という曖昧な要望を、「不眠解消」や「ホルモンバランス調整」といった明確な来店目的に変換できる強みがあります。お客様は自身の不調に合った解決策を探しており、精油の効能はその答えになり得るからです。例えば、更年期の不調に悩む層にはゼラニウムやクラリセージを用いたコースを提案することで、ただのマッサージ店ではなく「私の悩みを解決してくれる場所」として認識されます。目的が明確化することで、競合との比較競争から抜け出し、選ばれるサロンへと成長できるのです。

客単価・リピートに効く“組み合わせ”の強さ

アロマは他の施術と組み合わせることで、無理なく客単価とリピート率を底上げできる最強のオプション商材です。既存のフェイシャルや痩身メニューに「アロマ」を加えるだけで、特別感と体感価値が跳ね上がるからです。例えば、痩身マシンの後にアロマトリートメントを加えることで、デトックス感と満足度が倍増し、プラス数千円の単価アップが自然に受け入れられます。香りの記憶は感情と結びつきやすいため、「あの香りに包まれたい」という感覚が再来店を促し、安定したリピート顧客の獲得につながります。

導入しやすいのに差別化しやすい(個人〜中規模サロン向け)

アロマテラピーは、高額な大型機器を導入せずとも、精油とタオル、そして技術さえあれば始められるため、個人や中規模サロンにとって非常に投資対効果の高い差別化手段です。初期費用を抑えつつ、オーナーのこだわりや世界観を表現しやすいからです。例えば、国産精油にこだわったり、体調に合わせたブレンドを行ったりすることで、大手チェーン店には真似できないパーソナルなサービスを提供できます。低リスクで独自の強みを構築できる点は、経営資源の限られるサロンにとって大きな武器となります。

イレブンからのアドバイス

アロマは「趣味の延長」ではなく「立派なビジネス戦略」です。香りの効果を理論的に説明できるようになると、お客様からの信頼度がグッと上がりますよ。

まず押さえる|アロマテラピーの基本とサロンでの位置づけ

メニューを作成する前に、アロマテラピーの基本的な知識とサロンにおける法的な立ち位置を正しく理解しておく必要があります。ここが曖昧だと、お客様への説明不足や法令違反のリスクを招く恐れがあります。まずは以下の表で、プロとして最低限押さえておくべき用語の定義を整理しましょう。

これだけは覚えよう!アロマ基本用語の定義

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用語意味・役割お客様への説明例
精油(エッセンシャルオイル)植物の有効成分を高濃度に抽出した原液「植物のパワーが凝縮された『しずく』です」
キャリアオイル精油を希釈して肌に運ぶための植物油「ビタミン豊富なトリートメントオイルです」
芳香浴香りを空間に拡散させて楽しむこと「香りによるリラックス空間です」

精油・キャリアオイル・芳香の違い(メニュー説明に使える言葉)

メニュー表やカウンセリングでは、「精油」「キャリアオイル」「芳香浴」の違いを明確に使い分けることが信頼の証です。これらを混同すると、お客様に誤った期待を抱かせる原因になるからです。上記の表にあるように、精油は原液、キャリアオイルは希釈用、芳香浴は空間演出と区別します。これらを正しく説明できることで、「ここは本格的な知識を持ったサロンだ」という安心感を与え、プロフェッショナルとしての権威性を高めることができます。

エステ施術とアロマの相性が良い代表シーン

エステ施術においてアロマが最も効果を発揮するのは、カウンセリング時、施術の導入時、そしてリラックスタイムの3つのシーンです。香りは瞬時に副交感神経を優位にし、施術の効果を受け入れやすい心身の状態を作るからです。具体的には、来店直後のおしぼりに香りをつけたり、フェイシャルのデコルテマッサージに精油を用いたりすることで、お客様の緊張が一気にほぐれます。適切なタイミングで香りを取り入れることは、技術の満足度を底上げし、サロン体験全体の質を向上させる鍵となります。

「アロマトリートメント」と「香りの演出」を分けて考える

メニュー設計では、肌に塗布する「トリートメント」と、空間を彩る「演出」を明確に区別して考えるべきです。これらは目的とコスト構造が全く異なるからです。トリートメントは技術料と材料費がかかる「商品」であり、演出はサロンのブランディングやホスピタリティの一部です。例えば、施術メニューとしてのアロマは別料金や高単価設定にし、待合室のディフューザーは無料のサービスとして位置づけます。この線引きを明確にすることで、収益を生むポイントがぼやけず、適切な価格設定が可能になります。

引用:厚生労働省、医業類似行為に対する取扱いについて

※エステティックサロンでの施術は医療行為ではないため、「治療」や「治る」といった表現は避け、リラクゼーションの範囲で行う必要があります。

イレブンからのアドバイス

「エステ×アロマ」は最強の組み合わせですが、法律のラインを守ることはサロンを守ることにつながります。自信を持って「リラクゼーション」として提供しましょう。

メニュー作りの最初の一歩|ターゲットと“目的”を1つに絞る

売れるメニューを作るための第一歩は、ターゲットと提供する目的をたった一つに絞り込むことです。「誰でもどうぞ」というメニューは、結局誰の心にも刺さらず、集客に苦戦します。ここでは、お客様の来店動機を深掘りし、あなたのサロンの強みと掛け合わせることで、独自性のあるアロマメニューのコンセプトを固める手順を解説します。

来店動機から逆算する(疲労/睡眠/むくみ/冷え/ストレス)

メニューのコンセプトは、お客様が抱える具体的な悩みである「来店動機」から逆算して決定します。お客様は「アロマを受けたい」のではなく、「疲れを取りたい」「眠りたい」という欲求を持っているからです。例えば、ターゲットが忙しい会社員なら「疲労回復・ストレス解消」、立ち仕事が多いなら「むくみ・冷え改善」をメインテーマに据えます。悩みに直結したメニュー名は検索されやすく、クリック率も高まるため、集客効果を最大化するためには動機起点の設計が不可欠です。

あなたのサロンの強みと接続する(フェイシャル中心・痩身中心など)

アロマメニューは単独で考えるのではなく、自店の主力メニューであるフェイシャルや痩身と接続させることで相乗効果を生みます。既存の強みを活かすことで、新規客だけでなく既存客へのクロスセルが容易になるからです。フェイシャルが得意なら「デコルテアロマで顔色アップ」、痩身が得意なら「代謝アップアロマでサイズダウン補助」といった打ち出し方が有効です。サロンの強みとアロマを融合させることで、他店にはないオリジナルメニューが完成し、ブランディング強化につながります。

導線設計:新規向け/リピート向け/回数券向けの作り分け

メニューは一度きりの利用で終わらせないために、新規向け、リピート向け、回数券向けと段階に応じた導線を設計することが重要です。お客様のフェーズによって求める価格や内容が異なるからです。新規には敷居を下げた「体験コース」、リピーターには満足度の高い「本命コース」、ファンにはお得な「回数券や定額制」を用意します。この階段状の設計を最初から組んでおくことで、次回予約への誘導がスムーズになり、LTV(顧客生涯価値)を最大化することができます。

イレブンからのアドバイス

「誰のためのメニューか」が決まれば、自然と使う精油も決まってきます。まずは一人のお客様(ペルソナ)を思い浮かべてみてください。

H2:失敗しない設計図|アロマテラピー メニューの作り方(6ステップ)

感覚的にメニューを作ると、運用が複雑になりスタッフが疲弊するか、お客様に価値が伝わらないものになりがちです。論理的な手順に沿って組み立てることで、誰でも再現性のある売れるメニューが作れます。以下の6ステップに沿って進めてみてください。

売れるアロマメニュー作成・6ステップ

  1. 施術部位(どこを癒やすか決める/例:背面・全身)
  2. 所要時間(60分・90分などの枠を決める)
  3. 価格設定(地域相場から算出する)
  4. 精油選定(ブレンド方法を決める)
  5. オプション(単価アップの仕掛けを作る)
  6. ネーミング(魅力的な名前をつける)

施術部位を決める(全身・背面・上半身・頭皮・ハンドなど)

まずは、アプローチする身体の部位を具体的に決定します。部位を絞ることで、施術の目的が明確になり、オペレーションも効率化できるからです。リラクゼーション重視なら「全身」、短時間で満足感を出したいなら「背面(背中・脚後面)」、オプションなら「ハンド」や「頭皮」が適しています。最初から全てを網羅しようとせず、サロンの回転率やスタッフの技術レベルに合わせて、無理なく提供できる部位からスタートすることが、安定したサービス提供への第一歩です。

所要時間を決める(60/90/120分の基本型)

次に、カウンセリングや着替えを含まない純粋な施術時間を設定します。基本は60分、90分、120分の3パターンを用意するのが業界のスタンダードであり、お客様も選びやすいからです。60分は部分集中や体験用、90分は全身のスタンダード、120分は満足度重視のスペシャルコースとして設定します。標準時間を90分に設定することで客単価を確保しつつ、時間の選択肢を持たせることで、忙しい方からじっくり癒やされたい方まで幅広いニーズを取り込むことができます。

価格帯を決める(地域相場×自店ポジション)

価格は、地域の競合相場を調査した上で、自店のポジションに合わせて設定します。安易な安売りは自身の首を絞めるだけでなく、ブランド価値を毀損するからです。地域の平均単価をベースに、個室の有無、使用する精油のグレード、技術力などの付加価値を上乗せして算出します。例えば、近隣が60分6,000円なら、高級精油を使う自店は8,000円に設定するなど、価格の根拠を明確に持つことが、自信を持って提案するためには重要です。

精油の選び方を決める(3ブレンド固定 or カウンセリング式)

使用する精油の提供方法は、あらかじめ用意したブレンドから選ぶ「固定式」か、その場で調合する「カウンセリング式」かを決めます。これはサロンの運営効率と専門性のバランスを左右する重要な選択です。初心者の場合、在庫リスクが少なくオペレーションが簡単な「3種類の固定ブレンド(リラックス・リフレッシュ・バランスなど)」から始めるのが賢明です。運用に慣れてからオーダーメイド調合へ移行することで、スタッフの負担を抑えつつスムーズに導入できます。

オプション化する(延長/部位追加/香り変更)

基本メニューに加え、単価アップのためのオプションを用意します。お客様の「もう少しやってほしい」という要望に応えつつ、効率よく売上を伸ばせるからです。「施術10分延長」「ヘッドマッサージ追加」「高価な精油への変更」などが定番です。これらをメニュー表の分かりやすい位置に配置しておくことで、施術中の会話から自然な流れで追加注文を獲得でき、客単価の向上に大きく貢献します。

名前と説明文を整える(“効果”より“体感”で表現)

最後に、お客様が予約したくなるメニュー名と説明文を作成します。薬機法に配慮しつつ、施術後の心地よい状態をイメージさせる「体感」言葉を使うのがコツです。「アロマ60分」ではなく、「深い眠りへ誘う 脳休息アロマ60分」のように、ベネフィットを具体的に表現します。魅力的なネーミングは、内容が同じでもクリック率や予約数を大きく左右するため、ターゲットの感性に響く言葉選びに時間をかける価値は十分にあります。

イレブンからのアドバイス

特に「Step4 精油選定」は重要です。いきなり数十種類揃える必要はありません。まずは定番のラベンダーやオレンジを含む5種類程度から始めれば十分ですよ。

料金設定のコツ|安売りせずに選ばれる価格の作り方

適切な料金設定は、サロンの存続に関わる最重要課題です。原価や経費を無視した設定や、自信のなさからの安売りは、利益が出ない「貧乏暇なし」状態を招きます。ここでは、しっかりと利益を確保しながら、お客様にも納得して支払っていただける適正価格の算出方法と、お得感の演出テクニックについて解説します。

原価の考え方(精油・キャリア・タオル・人件費・準備時間)

価格を決める際は、目に見える材料費だけでなく、見えないコストも含めた総原価を正確に把握する必要があります。精油やキャリアオイルの原価に加え、リネン代、光熱費、そして何よりオーナー自身の技術料と準備片付けにかかる人件費を漏れなく計算します。一般的にエステの原価率は10〜15%程度が目安とされますが、アロマは精油が高価なため注意が必要です。全てのコストを積み上げた上で、目標とする利益率を確保できる価格を設定することが、健全な経営の基礎となります。

価格の見せ方(松竹梅・ベース+オプション・セット割)

価格表は、お客様が選びやすいように「松竹梅」の心理効果を活用して構成します。選択肢を提示することで、極端な価格を避けて真ん中を選ぶ心理が働きます。

松竹梅の価格設計例

  • 松コース(120分):15,000円
    • 役割:VIP客向け。「一番良いもの」を見せ金として配置し、竹コースを選びやすくする。
  • 竹コース(90分):11,000円
    • 役割:一番売りたい本命。全身+ヘッドなど満足度が高く、利益も確保できる。
  • 梅コース(60分):8,000円
    • 役割:新規客・時間がない方向けのエントリーモデル。

引用:消費者庁、価格表示ガイドライン

※総額表示(税込価格)が義務付けられています。お客様が支払う最終金額を分かりやすく明記しましょう。

客単価UPの鉄板:延長・部位追加・ホームケア提案

施術料だけで売上を上げるには限界があるため、延長、追加、物販による単価アップの仕組みを組み込みます。これらは新規集客コストをかけずに利益率を高める最も効率的な方法です。施術中に「肩がお疲れなので10分延長して重点的にほぐしませんか?」と提案したり、使用した精油をホームケアとして販売したりします。お客様の状態に合わせた提案は満足度を高めると同時に、1人あたりの売上を最大化する強力なエンジンとなります。

イレブンからのアドバイス

安すぎる価格は「安かろう悪かろう」というイメージを与えてしまいます。「私の技術には価値がある」と自信を持って適正価格をつけてください。

安全・信頼をつくる|カウンセリング項目と注意点

アロマテラピーは体調や体質に直接影響を与えるため、安全管理には細心の注意が必要です。万が一のトラブルや事故を防ぐため、事前のカウンセリングと同意取得は必須です。ここでは、お客様を守り、サロン自身も守るために必ず確認すべき項目と、クレームを未然に防ぐためのコミュニケーション術について解説します。

禁忌・注意事項のチェック項目(妊娠中/持病/肌状態など)

カウンセリングシートには、妊娠の可能性、既往歴、アレルギー、肌の状態などを確認する項目を必ず設けます。特定の精油には通経作用や皮膚刺激性があり、お客様の体調によっては使用できないケースがあるからです。特に高血圧、てんかん、妊娠初期の方への精油使用は専門知識が必要です。事前にリスク要因を洗い出し、施術が可能かどうかを慎重に判断することは、お客様の安全を第一に考えるプロフェッショナルとしての最低限の義務です。

パッチテスト・希釈濃度・施術同意の考え方

初めてのお客様や敏感肌の方には、パッチテストの実施や低濃度での希釈を提案し、施術への同意を書面で得ることが推奨されます。精油は天然成分とはいえ、肌トラブルのリスクがゼロではないからです。通常ボディ用は1%以下の濃度が目安ですが、敏感な方はさらに薄めます。リスクについて丁寧に説明し、同意書にサインをいただくプロセスを経ることで、サロン側の誠意が伝わり、万が一の際のトラブル対応もスムーズに行うことができます。

クレーム予防の一言テンプレ(香りの好み・強さ・体調変化)

施術中や施術後のクレームを防ぐためには、香りの好みや圧の強さ、体調変化について先回りして確認する声掛けが有効です。お客様は不快感を感じても言い出せないことが多いからです。「香りが強すぎたり苦手な場合はすぐにおっしゃってくださいね」「施術後にだるさが出る好転反応が起きる場合があります」と事前に伝えておきます。この一言があるだけで、お客様は安心し、もし何かあっても「事前に聞いていたことだ」と納得してくださるため、不満がクレームに発展するのを防げます。

イレブンからのアドバイス

カウンセリングは「聞く」だけでなく「信頼を作る」場です。丁寧な確認が、その後の施術の満足度を大きく左右します。

そのまま使える!アロマテラピーのメニュー例(サロン向け実例)

理論だけではイメージしにくい部分もあるため、実際に多くのサロンで導入され、成果を上げている具体的なメニュー例をご紹介します。これらをそのままコピー&ペーストして、自店の状況に合わせて調整するだけで、明日から使えるメニューが完成します。

メニュー例1,眠りの質を整える「快眠アロマ全身」60分/90分

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項目内容
メニュー名深い眠りへ誘う「快眠アロマ全身」
時間・価格60分 8,000円 / 90分 11,000円
ターゲット眠りが浅い方、常に考え事をしている方
使用精油ラベンダー、ベルガモット(鎮静系ブレンド)
施術ポイント照明を落とし、ヘッドとデコルテを長めに行う

メニュー例2,むくみ・冷え対策「巡りアロマ脚集中」45分/75分

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項目内容
メニュー名夕方の脚が軽くなる「巡りアロマ脚集中」
時間・価格45分 6,000円 / 75分 9,500円
ターゲット立ち仕事、デスクワーク、冷え性の方
使用精油ジュニパー、グレープフルーツ(排出系ブレンド)
施術ポイントフットバスで温めてから、強めの圧で流す

メニュー例3,首肩が軽い「デスク疲れ上半身アロマ」50分

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項目内容
メニュー名PC疲れリセット「上半身集中アロマ」
時間・価格50分 6,500円
ターゲット眼精疲労、首肩こりが辛い会社員
使用精油ローズマリー、ペパーミント(リフレッシュ系)
施術ポイント背中・首・肩・ヘッドのみ。脚は行わない時短設計

メニュー例4,人気化しやすい「アロマ×フェイシャル(デコルテ付き)」70分

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項目内容
メニュー名極上デコルテ&美肌アロマフェイシャル
時間・価格70分 10,000円
ターゲット癒やしと美肌の両方が欲しい方
使用精油フランキンセンス、ローズ(美肌・スキンケア系)
施術ポイント顔への精油使用は低濃度で慎重に。デコルテを重視

メニュー例5,短時間で回転率◎「ハンド&ヘッドの香りケア」30分

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項目内容
メニュー名隙間時間で整う「ハンド&ヘッドアロマ」
時間・価格30分 3,500円
ターゲットアロマ初心者、時間がない方、お試し需要
使用精油お好みの香り(好きな香りを選んでもらう)
施術ポイント着替え不要。オプションとしても提案しやすい
イレブンからのアドバイス

メニュー例はあくまで「型」です。ここに「当店自慢の」「季節限定の」といった言葉を加えて、あなたのお店らしさを出してみてください。

リピートが増える|“香り選び”をサービス価値に変える方法

アロマテラピーの醍醐味は「香りを選ぶ」プロセスそのものにあります。お客様にとって、自分の今の気分や体調に合った香りを選んでもらう体験は、特別な特別感を生みます。ここでは、現場のオペレーションを煩雑にせず、かつお客様に「私のために選んでくれた」と感じていただき、リピートにつなげる賢い香り選びの演出方法を解説します。

ブレンドは「3タイプ固定」が運用ラク(例:リラックス/リフレッシュ/バランス)

香りの選択肢を無限にするのではなく、「リラックス」「リフレッシュ」「バランス(女性ホルモン等)」の3タイプに固定することで、運用が劇的に楽になります。選択肢が多すぎるとお客様は迷ってしまい、スタッフの提案スキルも問われるからです。事前にテーマを決めてブレンドしておけば、誰でも安定したサービスが提供でき、在庫管理も容易になります。3つの中から直感で選んでもらうスタイルは、時間短縮と満足度を両立させる最良の方法です。

カウンセリングを1分で終わらせる質問設計

香り選びに時間をかけすぎないよう、カウンセリングは効率的な質問で構成します。「今日はどんな気分ですか?」「特に気になる不調はありますか?」というオープンクエスチョンではなく、「ゆっくり休みたいですか?それともスッキリしたいですか?」という二者択一形式にします。これにより、お客様のニーズを瞬時に把握し、最適なブレンドを即座に提案できるため、施術時間を削ることなくスムーズに導入に入れます。

季節限定・イベント限定で飽きさせない

定番のブレンドに加え、季節やイベントに合わせた限定ブレンドを用意することで、リピーターを飽きさせない工夫をします。香りは記憶と結びつきやすく、季節感の演出に最適だからです。夏ならミント系の「冷感アロマ」、冬ならジンジャー系の「温活アロマ」などを打ち出します。「今しか嗅げない香り」は来店動機になり、「次はどんな香りだろう」という期待感が継続的な通店を促すスパイスとなります。

イレブンからのアドバイス

選ぶ楽しさを演出しつつ、迷わせない工夫がプロの技です。「今のあなたにはこれがおすすめです」と背中を押してあげましょう。

集客につなげる|メニュー導入後の打ち出し方(SNS・予約導線)

素晴らしいメニューができても、知られなければ予約は入りません。アロマテラピーの魅力は写真では伝わりにくいため、言葉やイメージで感覚に訴えかける工夫が必要です。ここでは、ホットペッパービューティーなどの予約サイトやSNSでの効果的な見せ方、新規のお客様を引きつけるキャンペーンの打ち出し方について解説します。

予約サイトの説明文で反応が上がる書き方(悩み→体感→流れ)

予約サイトの文章は、「悩みへの共感」「施術後の体感」「当日の流れ」の順で構成すると反応率が上がります。単に機能を書くのではなく、読んだ人が自分事として捉えられるようにするのです。「眠れないあなたへ」と呼びかけ、「極上のアロマでとろけるような時間を」と体感を伝え、「足湯から始まり〜」と具体的なイメージを湧かせます。読み手の感情を動かすストーリー性のある文章が、数あるサロンの中から選ばれる決め手となります。

SNS投稿ネタ(香り診断/ビフォーアフターの代わりに“感想”)

SNSでは、香りの「イメージ」やお客様の「生の声」を発信します。アロマはビフォーアフターが出にくいため、「今日の香り診断」や「お客様の手書き感想」が有効なコンテンツになります。「この香りが好きな人はお疲れ気味かも?」といった豆知識は保存されやすく、フォロワーとのエンゲージメントを高めます。また、施術風景の動画や、精油ボトルのオシャレな写真は、サロンの世界観を伝え、来店への期待感を醸成します。

初回導入キャンペーンの設計(値引きより特典が強い)

新メニュー導入時のキャンペーンは、安易な値引きよりも「特典」をつける方がブランド価値を守れます。値引き客は価格が戻ると離脱しやすいからです。「新アロマメニューご予約で、ミニボトルプレゼント」や「ヘッドスパ10分無料」といった付加価値を提供します。これにより、正規料金での価値を感じてもらいつつお得感を演出でき、質の良い顧客層を集客することができます。

イレブンからのアドバイス

SNSで香りは届きませんが、香りのある「素敵な生活」のイメージは届きます。サロンの雰囲気が伝わる写真を心がけましょう。

㈱イレブンの現場知見|導入サロンで成果が出やすい運用パターン

私たち㈱イレブンは、美容機器商社として多くのサロン経営を間近で見てきました。その中で、アロマテラピー導入に成功しているサロンには明確な共通点があります。ここでは、500店舗以上の取引実績とコンサルティング経験から導き出された、現場で成果が出やすい運用パターンと、成功サロンが実践している改善の視点をお伝えします。

H全国500サロン以上の取引実績から見る「売れ筋の型」

成功しているサロンの多くは、アロマを「メイン」ではなく「強力なサブ武器」として活用しています。痩身や脱毛といった目的型メニューのコース内にアロマを組み込んだり、会員ランクに応じた特典として提供したりするパターンです。これにより、単価アップと顧客満足度向上を同時に実現しています。また、人気の香りは「柑橘系」と「フローラル系」に集中しており、これらを軸に据えることが、失敗の少ない手堅い導入法であることがデータからも明らかです。

コンサルで最高売り上げ達成率100%を支える“メニュー改善”の視点

売上を伸ばし続けるサロンは、一度作ったメニューを放置せず、お客様の反応を見て改善し続けています。人気のない香りは入れ替え、予約の入らない時間設定は見直すといったPDCAを回しているのです。私たちコンサルタントは、ポスレジのデータやお客様アンケートを分析し、「なぜこのメニューが選ばれないのか」を客観的に診断します。感覚ではなく数字に基づいた改善こそが、売上目標を100%達成するための確実なアプローチです。

あなたのサロンに合わせたメニュー表・価格表の整え方

最終的に売れるかどうかは、メニュー表のデザインや見せ方で決まります。お客様の視線の動きを計算し、売りたいメニューを「おすすめ」として目立たせたり、松竹梅の配置を工夫したりする必要があります。サロンの雰囲気や客層に合わせ、高級感を出すのか、親しみやすさを出すのか、トーン&マナーを統一することも重要です。私たちは、各サロンの個性に合わせた最適なメニュー表作成のアドバイスも行っており、これが現場での成約率アップに直結しています。

イレブンからのアドバイス

成功事例を知ることは、失敗を避ける一番の近道です。迷ったときは、ぜひ私たちの知見を頼ってください。

まとめ|今日から作れる「アロマテラピー メニュー」の最短ルート

アロマテラピーメニューの導入は、難しく考える必要はありません。まずはお客様のニーズに寄り添い、小さな一歩から始めることが大切です。最後に、今日からすぐに取り組める最短ルートをまとめました。これを実践すれば、あなたのサロンにも魅力的なアロマメニューが誕生します。

最初は“目的1つ×時間2つ×香り3タイプ”でOK

最初は欲張らず、最小構成でスタートさせましょう。「リラックス」という目的に絞り、「60分と90分」の時間設定、そして「3種類のブレンドオイル」を用意するだけで十分です。シンプルな構成は、お客様にとっても選びやすく、スタッフにとっても覚えやすいため、導入のハードルを大きく下げます。まずはここから始め、お客様の反応を見ながら徐々にバリエーションを増やしていくのが、失敗しない王道ルートです。

今日から始める!アロマメニュー導入チェックリスト

  • ターゲットの「来店動機」を1つ決める(例:不眠解消)
  • メニュー時間を「60分」と「90分」に設定する
  • 精油ブレンドを「3種類」用意する
  • メニュー名に「悩み」と「体感」を入れる

次に伸ばすなら「オプション設計」と「予約導線の文章」

基本メニューが回ってきたら、次は客単価と予約率を上げるフェーズです。ヘッドスパや延長などの「オプション」を追加し、予約サイトやSNSの「文章」をブラッシュアップしましょう。ここを強化することで、同じ稼働時間でも売上が伸び、新規のお客様も集まりやすくなります。小さな改善の積み重ねが、サロン経営をより強固なものにします。

導入・見直しで迷ったら、プロ目線で設計を一緒に整理する(相談導線)

もし、「自分のサロンに合うアロマメニューが分からない」「価格設定に自信がない」と迷われたら、ぜひ㈱イレブンにご相談ください。私たちは機器の販売だけでなく、サロン経営のパートナーとして、メニュー設計から集客までトータルでサポートします。プロの視点で現状を整理し、あなたのサロンに最適な「売れる仕組み」を一緒に作り上げましょう。まずはお気軽にお問い合わせください。

イレブンからのアドバイス

メニュー作りは孤独な作業ではありません。私たちがあなたのサロンの強みを引き出し、形にするお手伝いをします。一緒に理想のサロンを作りましょう!

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イレブンのメディア事業部は、美容業界の最新トレンドや製品情報を取材・編集し、自社メディアやSNSで分かりやすく発信。サロン経営者とエンドユーザーを繋ぐ情報ハブとしてブランド価値と売上向上を継続的にサポートします。

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