この記事の監修者

㈱イレブン技術商品部 部長
インストラクター
村上 琴音(ムラカミ コトネ)
株式会社イレブンで商品開発とインストラクターを担当。資格と現場経験を活かし、個人サロンの成長を支援しています。

この記事の監修者

㈱イレブン技術商品部 部長
インストラクター
村上 琴音(ムラカミ コトネ)
株式会社イレブンで商品開発とインストラクターを担当。資格と現場経験を活かし、個人サロンの成長を支援しています。
開業やメニュー改定を考えるサロンオーナー様へ。アロマテラピーは単なる「香り」のリラクゼーションではなく、客単価とリピート率を劇的に高める強力な経営ツールです。全国500店舗以上を支援し、売上達成率100%を誇る㈱イレブンのコンサルタントが、失敗しない「売れるアロマテラピーメニュー」の作り方と具体的な事例を徹底解説します。
アロマテラピー導入は、単なる癒やしの提供にとどまらず、サロンの売上構造を強化する重要な戦略です。香りが脳に直接作用する特性を活かし、顧客満足度を高めながら、他店にはない付加価値を生み出せるからです。ここでは、なぜアロマが経営数値の向上に直結するのか、その具体的なメカニズムとオーナー様が得られるメリットについて解説します。
アロマテラピーは「なんとなく癒やされたい」という曖昧な要望を、「不眠解消」や「ホルモンバランス調整」といった明確な来店目的に変換できる強みがあります。お客様は自身の不調に合った解決策を探しており、精油の効能はその答えになり得るからです。例えば、更年期の不調に悩む層にはゼラニウムやクラリセージを用いたコースを提案することで、ただのマッサージ店ではなく「私の悩みを解決してくれる場所」として認識されます。目的が明確化することで、競合との比較競争から抜け出し、選ばれるサロンへと成長できるのです。
アロマは他の施術と組み合わせることで、無理なく客単価とリピート率を底上げできる最強のオプション商材です。既存のフェイシャルや痩身メニューに「アロマ」を加えるだけで、特別感と体感価値が跳ね上がるからです。例えば、痩身マシンの後にアロマトリートメントを加えることで、デトックス感と満足度が倍増し、プラス数千円の単価アップが自然に受け入れられます。香りの記憶は感情と結びつきやすいため、「あの香りに包まれたい」という感覚が再来店を促し、安定したリピート顧客の獲得につながります。
アロマテラピーは、高額な大型機器を導入せずとも、精油とタオル、そして技術さえあれば始められるため、個人や中規模サロンにとって非常に投資対効果の高い差別化手段です。初期費用を抑えつつ、オーナーのこだわりや世界観を表現しやすいからです。例えば、国産精油にこだわったり、体調に合わせたブレンドを行ったりすることで、大手チェーン店には真似できないパーソナルなサービスを提供できます。低リスクで独自の強みを構築できる点は、経営資源の限られるサロンにとって大きな武器となります。
イレブンからのアドバイスアロマは「趣味の延長」ではなく「立派なビジネス戦略」です。香りの効果を理論的に説明できるようになると、お客様からの信頼度がグッと上がりますよ。
メニューを作成する前に、アロマテラピーの基本的な知識とサロンにおける法的な立ち位置を正しく理解しておく必要があります。ここが曖昧だと、お客様への説明不足や法令違反のリスクを招く恐れがあります。まずは以下の表で、プロとして最低限押さえておくべき用語の定義を整理しましょう。
これだけは覚えよう!アロマ基本用語の定義
| 用語 | 意味・役割 | お客様への説明例 |
| 精油(エッセンシャルオイル) | 植物の有効成分を高濃度に抽出した原液 | 「植物のパワーが凝縮された『しずく』です」 |
|---|---|---|
| キャリアオイル | 精油を希釈して肌に運ぶための植物油 | 「ビタミン豊富なトリートメントオイルです」 |
| 芳香浴 | 香りを空間に拡散させて楽しむこと | 「香りによるリラックス空間です」 |
メニュー表やカウンセリングでは、「精油」「キャリアオイル」「芳香浴」の違いを明確に使い分けることが信頼の証です。これらを混同すると、お客様に誤った期待を抱かせる原因になるからです。上記の表にあるように、精油は原液、キャリアオイルは希釈用、芳香浴は空間演出と区別します。これらを正しく説明できることで、「ここは本格的な知識を持ったサロンだ」という安心感を与え、プロフェッショナルとしての権威性を高めることができます。
エステ施術においてアロマが最も効果を発揮するのは、カウンセリング時、施術の導入時、そしてリラックスタイムの3つのシーンです。香りは瞬時に副交感神経を優位にし、施術の効果を受け入れやすい心身の状態を作るからです。具体的には、来店直後のおしぼりに香りをつけたり、フェイシャルのデコルテマッサージに精油を用いたりすることで、お客様の緊張が一気にほぐれます。適切なタイミングで香りを取り入れることは、技術の満足度を底上げし、サロン体験全体の質を向上させる鍵となります。
メニュー設計では、肌に塗布する「トリートメント」と、空間を彩る「演出」を明確に区別して考えるべきです。これらは目的とコスト構造が全く異なるからです。トリートメントは技術料と材料費がかかる「商品」であり、演出はサロンのブランディングやホスピタリティの一部です。例えば、施術メニューとしてのアロマは別料金や高単価設定にし、待合室のディフューザーは無料のサービスとして位置づけます。この線引きを明確にすることで、収益を生むポイントがぼやけず、適切な価格設定が可能になります。
※エステティックサロンでの施術は医療行為ではないため、「治療」や「治る」といった表現は避け、リラクゼーションの範囲で行う必要があります。



「エステ×アロマ」は最強の組み合わせですが、法律のラインを守ることはサロンを守ることにつながります。自信を持って「リラクゼーション」として提供しましょう。
売れるメニューを作るための第一歩は、ターゲットと提供する目的をたった一つに絞り込むことです。「誰でもどうぞ」というメニューは、結局誰の心にも刺さらず、集客に苦戦します。ここでは、お客様の来店動機を深掘りし、あなたのサロンの強みと掛け合わせることで、独自性のあるアロマメニューのコンセプトを固める手順を解説します。
メニューのコンセプトは、お客様が抱える具体的な悩みである「来店動機」から逆算して決定します。お客様は「アロマを受けたい」のではなく、「疲れを取りたい」「眠りたい」という欲求を持っているからです。例えば、ターゲットが忙しい会社員なら「疲労回復・ストレス解消」、立ち仕事が多いなら「むくみ・冷え改善」をメインテーマに据えます。悩みに直結したメニュー名は検索されやすく、クリック率も高まるため、集客効果を最大化するためには動機起点の設計が不可欠です。
アロマメニューは単独で考えるのではなく、自店の主力メニューであるフェイシャルや痩身と接続させることで相乗効果を生みます。既存の強みを活かすことで、新規客だけでなく既存客へのクロスセルが容易になるからです。フェイシャルが得意なら「デコルテアロマで顔色アップ」、痩身が得意なら「代謝アップアロマでサイズダウン補助」といった打ち出し方が有効です。サロンの強みとアロマを融合させることで、他店にはないオリジナルメニューが完成し、ブランディング強化につながります。
メニューは一度きりの利用で終わらせないために、新規向け、リピート向け、回数券向けと段階に応じた導線を設計することが重要です。お客様のフェーズによって求める価格や内容が異なるからです。新規には敷居を下げた「体験コース」、リピーターには満足度の高い「本命コース」、ファンにはお得な「回数券や定額制」を用意します。この階段状の設計を最初から組んでおくことで、次回予約への誘導がスムーズになり、LTV(顧客生涯価値)を最大化することができます。



「誰のためのメニューか」が決まれば、自然と使う精油も決まってきます。まずは一人のお客様(ペルソナ)を思い浮かべてみてください。
感覚的にメニューを作ると、運用が複雑になりスタッフが疲弊するか、お客様に価値が伝わらないものになりがちです。論理的な手順に沿って組み立てることで、誰でも再現性のある売れるメニューが作れます。以下の6ステップに沿って進めてみてください。
売れるアロマメニュー作成・6ステップ
まずは、アプローチする身体の部位を具体的に決定します。部位を絞ることで、施術の目的が明確になり、オペレーションも効率化できるからです。リラクゼーション重視なら「全身」、短時間で満足感を出したいなら「背面(背中・脚後面)」、オプションなら「ハンド」や「頭皮」が適しています。最初から全てを網羅しようとせず、サロンの回転率やスタッフの技術レベルに合わせて、無理なく提供できる部位からスタートすることが、安定したサービス提供への第一歩です。
次に、カウンセリングや着替えを含まない純粋な施術時間を設定します。基本は60分、90分、120分の3パターンを用意するのが業界のスタンダードであり、お客様も選びやすいからです。60分は部分集中や体験用、90分は全身のスタンダード、120分は満足度重視のスペシャルコースとして設定します。標準時間を90分に設定することで客単価を確保しつつ、時間の選択肢を持たせることで、忙しい方からじっくり癒やされたい方まで幅広いニーズを取り込むことができます。
価格は、地域の競合相場を調査した上で、自店のポジションに合わせて設定します。安易な安売りは自身の首を絞めるだけでなく、ブランド価値を毀損するからです。地域の平均単価をベースに、個室の有無、使用する精油のグレード、技術力などの付加価値を上乗せして算出します。例えば、近隣が60分6,000円なら、高級精油を使う自店は8,000円に設定するなど、価格の根拠を明確に持つことが、自信を持って提案するためには重要です。
使用する精油の提供方法は、あらかじめ用意したブレンドから選ぶ「固定式」か、その場で調合する「カウンセリング式」かを決めます。これはサロンの運営効率と専門性のバランスを左右する重要な選択です。初心者の場合、在庫リスクが少なくオペレーションが簡単な「3種類の固定ブレンド(リラックス・リフレッシュ・バランスなど)」から始めるのが賢明です。運用に慣れてからオーダーメイド調合へ移行することで、スタッフの負担を抑えつつスムーズに導入できます。
基本メニューに加え、単価アップのためのオプションを用意します。お客様の「もう少しやってほしい」という要望に応えつつ、効率よく売上を伸ばせるからです。「施術10分延長」「ヘッドマッサージ追加」「高価な精油への変更」などが定番です。これらをメニュー表の分かりやすい位置に配置しておくことで、施術中の会話から自然な流れで追加注文を獲得でき、客単価の向上に大きく貢献します。
最後に、お客様が予約したくなるメニュー名と説明文を作成します。薬機法に配慮しつつ、施術後の心地よい状態をイメージさせる「体感」言葉を使うのがコツです。「アロマ60分」ではなく、「深い眠りへ誘う 脳休息アロマ60分」のように、ベネフィットを具体的に表現します。魅力的なネーミングは、内容が同じでもクリック率や予約数を大きく左右するため、ターゲットの感性に響く言葉選びに時間をかける価値は十分にあります。



特に「Step4 精油選定」は重要です。いきなり数十種類揃える必要はありません。まずは定番のラベンダーやオレンジを含む5種類程度から始めれば十分ですよ。
適切な料金設定は、サロンの存続に関わる最重要課題です。原価や経費を無視した設定や、自信のなさからの安売りは、利益が出ない「貧乏暇なし」状態を招きます。ここでは、しっかりと利益を確保しながら、お客様にも納得して支払っていただける適正価格の算出方法と、お得感の演出テクニックについて解説します。
価格を決める際は、目に見える材料費だけでなく、見えないコストも含めた総原価を正確に把握する必要があります。精油やキャリアオイルの原価に加え、リネン代、光熱費、そして何よりオーナー自身の技術料と準備片付けにかかる人件費を漏れなく計算します。一般的にエステの原価率は10〜15%程度が目安とされますが、アロマは精油が高価なため注意が必要です。全てのコストを積み上げた上で、目標とする利益率を確保できる価格を設定することが、健全な経営の基礎となります。
価格表は、お客様が選びやすいように「松竹梅」の心理効果を活用して構成します。選択肢を提示することで、極端な価格を避けて真ん中を選ぶ心理が働きます。
松竹梅の価格設計例
※総額表示(税込価格)が義務付けられています。お客様が支払う最終金額を分かりやすく明記しましょう。
施術料だけで売上を上げるには限界があるため、延長、追加、物販による単価アップの仕組みを組み込みます。これらは新規集客コストをかけずに利益率を高める最も効率的な方法です。施術中に「肩がお疲れなので10分延長して重点的にほぐしませんか?」と提案したり、使用した精油をホームケアとして販売したりします。お客様の状態に合わせた提案は満足度を高めると同時に、1人あたりの売上を最大化する強力なエンジンとなります。



安すぎる価格は「安かろう悪かろう」というイメージを与えてしまいます。「私の技術には価値がある」と自信を持って適正価格をつけてください。
アロマテラピーは体調や体質に直接影響を与えるため、安全管理には細心の注意が必要です。万が一のトラブルや事故を防ぐため、事前のカウンセリングと同意取得は必須です。ここでは、お客様を守り、サロン自身も守るために必ず確認すべき項目と、クレームを未然に防ぐためのコミュニケーション術について解説します。
カウンセリングシートには、妊娠の可能性、既往歴、アレルギー、肌の状態などを確認する項目を必ず設けます。特定の精油には通経作用や皮膚刺激性があり、お客様の体調によっては使用できないケースがあるからです。特に高血圧、てんかん、妊娠初期の方への精油使用は専門知識が必要です。事前にリスク要因を洗い出し、施術が可能かどうかを慎重に判断することは、お客様の安全を第一に考えるプロフェッショナルとしての最低限の義務です。
初めてのお客様や敏感肌の方には、パッチテストの実施や低濃度での希釈を提案し、施術への同意を書面で得ることが推奨されます。精油は天然成分とはいえ、肌トラブルのリスクがゼロではないからです。通常ボディ用は1%以下の濃度が目安ですが、敏感な方はさらに薄めます。リスクについて丁寧に説明し、同意書にサインをいただくプロセスを経ることで、サロン側の誠意が伝わり、万が一の際のトラブル対応もスムーズに行うことができます。
施術中や施術後のクレームを防ぐためには、香りの好みや圧の強さ、体調変化について先回りして確認する声掛けが有効です。お客様は不快感を感じても言い出せないことが多いからです。「香りが強すぎたり苦手な場合はすぐにおっしゃってくださいね」「施術後にだるさが出る好転反応が起きる場合があります」と事前に伝えておきます。この一言があるだけで、お客様は安心し、もし何かあっても「事前に聞いていたことだ」と納得してくださるため、不満がクレームに発展するのを防げます。



カウンセリングは「聞く」だけでなく「信頼を作る」場です。丁寧な確認が、その後の施術の満足度を大きく左右します。
理論だけではイメージしにくい部分もあるため、実際に多くのサロンで導入され、成果を上げている具体的なメニュー例をご紹介します。これらをそのままコピー&ペーストして、自店の状況に合わせて調整するだけで、明日から使えるメニューが完成します。
| 項目 | 内容 |
| メニュー名 | 深い眠りへ誘う「快眠アロマ全身」 |
|---|---|
| 時間・価格 | 60分 8,000円 / 90分 11,000円 |
| ターゲット | 眠りが浅い方、常に考え事をしている方 |
| 使用精油 | ラベンダー、ベルガモット(鎮静系ブレンド) |
| 施術ポイント | 照明を落とし、ヘッドとデコルテを長めに行う |
| 項目 | 内容 |
| メニュー名 | 夕方の脚が軽くなる「巡りアロマ脚集中」 |
|---|---|
| 時間・価格 | 45分 6,000円 / 75分 9,500円 |
| ターゲット | 立ち仕事、デスクワーク、冷え性の方 |
| 使用精油 | ジュニパー、グレープフルーツ(排出系ブレンド) |
| 施術ポイント | フットバスで温めてから、強めの圧で流す |
| 項目 | 内容 |
| メニュー名 | PC疲れリセット「上半身集中アロマ」 |
|---|---|
| 時間・価格 | 50分 6,500円 |
| ターゲット | 眼精疲労、首肩こりが辛い会社員 |
| 使用精油 | ローズマリー、ペパーミント(リフレッシュ系) |
| 施術ポイント | 背中・首・肩・ヘッドのみ。脚は行わない時短設計 |
| 項目 | 内容 |
| メニュー名 | 極上デコルテ&美肌アロマフェイシャル |
|---|---|
| 時間・価格 | 70分 10,000円 |
| ターゲット | 癒やしと美肌の両方が欲しい方 |
| 使用精油 | フランキンセンス、ローズ(美肌・スキンケア系) |
| 施術ポイント | 顔への精油使用は低濃度で慎重に。デコルテを重視 |
| 項目 | 内容 |
| メニュー名 | 隙間時間で整う「ハンド&ヘッドアロマ」 |
|---|---|
| 時間・価格 | 30分 3,500円 |
| ターゲット | アロマ初心者、時間がない方、お試し需要 |
| 使用精油 | お好みの香り(好きな香りを選んでもらう) |
| 施術ポイント | 着替え不要。オプションとしても提案しやすい |



メニュー例はあくまで「型」です。ここに「当店自慢の」「季節限定の」といった言葉を加えて、あなたのお店らしさを出してみてください。
アロマテラピーの醍醐味は「香りを選ぶ」プロセスそのものにあります。お客様にとって、自分の今の気分や体調に合った香りを選んでもらう体験は、特別な特別感を生みます。ここでは、現場のオペレーションを煩雑にせず、かつお客様に「私のために選んでくれた」と感じていただき、リピートにつなげる賢い香り選びの演出方法を解説します。
香りの選択肢を無限にするのではなく、「リラックス」「リフレッシュ」「バランス(女性ホルモン等)」の3タイプに固定することで、運用が劇的に楽になります。選択肢が多すぎるとお客様は迷ってしまい、スタッフの提案スキルも問われるからです。事前にテーマを決めてブレンドしておけば、誰でも安定したサービスが提供でき、在庫管理も容易になります。3つの中から直感で選んでもらうスタイルは、時間短縮と満足度を両立させる最良の方法です。
香り選びに時間をかけすぎないよう、カウンセリングは効率的な質問で構成します。「今日はどんな気分ですか?」「特に気になる不調はありますか?」というオープンクエスチョンではなく、「ゆっくり休みたいですか?それともスッキリしたいですか?」という二者択一形式にします。これにより、お客様のニーズを瞬時に把握し、最適なブレンドを即座に提案できるため、施術時間を削ることなくスムーズに導入に入れます。
定番のブレンドに加え、季節やイベントに合わせた限定ブレンドを用意することで、リピーターを飽きさせない工夫をします。香りは記憶と結びつきやすく、季節感の演出に最適だからです。夏ならミント系の「冷感アロマ」、冬ならジンジャー系の「温活アロマ」などを打ち出します。「今しか嗅げない香り」は来店動機になり、「次はどんな香りだろう」という期待感が継続的な通店を促すスパイスとなります。



選ぶ楽しさを演出しつつ、迷わせない工夫がプロの技です。「今のあなたにはこれがおすすめです」と背中を押してあげましょう。
素晴らしいメニューができても、知られなければ予約は入りません。アロマテラピーの魅力は写真では伝わりにくいため、言葉やイメージで感覚に訴えかける工夫が必要です。ここでは、ホットペッパービューティーなどの予約サイトやSNSでの効果的な見せ方、新規のお客様を引きつけるキャンペーンの打ち出し方について解説します。
予約サイトの文章は、「悩みへの共感」「施術後の体感」「当日の流れ」の順で構成すると反応率が上がります。単に機能を書くのではなく、読んだ人が自分事として捉えられるようにするのです。「眠れないあなたへ」と呼びかけ、「極上のアロマでとろけるような時間を」と体感を伝え、「足湯から始まり〜」と具体的なイメージを湧かせます。読み手の感情を動かすストーリー性のある文章が、数あるサロンの中から選ばれる決め手となります。
SNSでは、香りの「イメージ」やお客様の「生の声」を発信します。アロマはビフォーアフターが出にくいため、「今日の香り診断」や「お客様の手書き感想」が有効なコンテンツになります。「この香りが好きな人はお疲れ気味かも?」といった豆知識は保存されやすく、フォロワーとのエンゲージメントを高めます。また、施術風景の動画や、精油ボトルのオシャレな写真は、サロンの世界観を伝え、来店への期待感を醸成します。
新メニュー導入時のキャンペーンは、安易な値引きよりも「特典」をつける方がブランド価値を守れます。値引き客は価格が戻ると離脱しやすいからです。「新アロマメニューご予約で、ミニボトルプレゼント」や「ヘッドスパ10分無料」といった付加価値を提供します。これにより、正規料金での価値を感じてもらいつつお得感を演出でき、質の良い顧客層を集客することができます。



SNSで香りは届きませんが、香りのある「素敵な生活」のイメージは届きます。サロンの雰囲気が伝わる写真を心がけましょう。
私たち㈱イレブンは、美容機器商社として多くのサロン経営を間近で見てきました。その中で、アロマテラピー導入に成功しているサロンには明確な共通点があります。ここでは、500店舗以上の取引実績とコンサルティング経験から導き出された、現場で成果が出やすい運用パターンと、成功サロンが実践している改善の視点をお伝えします。
成功しているサロンの多くは、アロマを「メイン」ではなく「強力なサブ武器」として活用しています。痩身や脱毛といった目的型メニューのコース内にアロマを組み込んだり、会員ランクに応じた特典として提供したりするパターンです。これにより、単価アップと顧客満足度向上を同時に実現しています。また、人気の香りは「柑橘系」と「フローラル系」に集中しており、これらを軸に据えることが、失敗の少ない手堅い導入法であることがデータからも明らかです。
売上を伸ばし続けるサロンは、一度作ったメニューを放置せず、お客様の反応を見て改善し続けています。人気のない香りは入れ替え、予約の入らない時間設定は見直すといったPDCAを回しているのです。私たちコンサルタントは、ポスレジのデータやお客様アンケートを分析し、「なぜこのメニューが選ばれないのか」を客観的に診断します。感覚ではなく数字に基づいた改善こそが、売上目標を100%達成するための確実なアプローチです。
最終的に売れるかどうかは、メニュー表のデザインや見せ方で決まります。お客様の視線の動きを計算し、売りたいメニューを「おすすめ」として目立たせたり、松竹梅の配置を工夫したりする必要があります。サロンの雰囲気や客層に合わせ、高級感を出すのか、親しみやすさを出すのか、トーン&マナーを統一することも重要です。私たちは、各サロンの個性に合わせた最適なメニュー表作成のアドバイスも行っており、これが現場での成約率アップに直結しています。



成功事例を知ることは、失敗を避ける一番の近道です。迷ったときは、ぜひ私たちの知見を頼ってください。
アロマテラピーメニューの導入は、難しく考える必要はありません。まずはお客様のニーズに寄り添い、小さな一歩から始めることが大切です。最後に、今日からすぐに取り組める最短ルートをまとめました。これを実践すれば、あなたのサロンにも魅力的なアロマメニューが誕生します。
最初は欲張らず、最小構成でスタートさせましょう。「リラックス」という目的に絞り、「60分と90分」の時間設定、そして「3種類のブレンドオイル」を用意するだけで十分です。シンプルな構成は、お客様にとっても選びやすく、スタッフにとっても覚えやすいため、導入のハードルを大きく下げます。まずはここから始め、お客様の反応を見ながら徐々にバリエーションを増やしていくのが、失敗しない王道ルートです。
今日から始める!アロマメニュー導入チェックリスト
基本メニューが回ってきたら、次は客単価と予約率を上げるフェーズです。ヘッドスパや延長などの「オプション」を追加し、予約サイトやSNSの「文章」をブラッシュアップしましょう。ここを強化することで、同じ稼働時間でも売上が伸び、新規のお客様も集まりやすくなります。小さな改善の積み重ねが、サロン経営をより強固なものにします。
もし、「自分のサロンに合うアロマメニューが分からない」「価格設定に自信がない」と迷われたら、ぜひ㈱イレブンにご相談ください。私たちは機器の販売だけでなく、サロン経営のパートナーとして、メニュー設計から集客までトータルでサポートします。プロの視点で現状を整理し、あなたのサロンに最適な「売れる仕組み」を一緒に作り上げましょう。まずはお気軽にお問い合わせください。



メニュー作りは孤独な作業ではありません。私たちがあなたのサロンの強みを引き出し、形にするお手伝いをします。一緒に理想のサロンを作りましょう!