リブセラ導入で客単価30％アップ！｜費用・メニューをプロが設計

㈱イレブン技術商品部 部長
インストラクター
村上 琴音(ムラカミ コトネ)

エステサロン開業を夢見るあなたへ。「リブセラ」は、ただの美容機器ではありません。お客様の満足度を高め、サロンの客単価を30%以上引き上げる可能性を秘めた戦略的投資です。この記事では、導入費用から投資回収シミュレーション、具体的な集客メニューまで、失敗しないための全知識を網羅しました。プロの視点で、あなたのサロン経営を成功へと導く完全ガイドです。

リブセラとは？導入前に知っておきたい基本情報

「リブセラ」は、最先端のプラズマ技術と高分子美容成分を深層へ届けるエレクトロポレーション技術を融合させた革新的な業務用エステ機器です。肌表面のケアだけでなく、肌本来の力を引き出す根本改善を目指せるため、結果重視のお客様から高い支持を得ています。導入することで、競合サロンとの明確な差別化を図り、高付加価値メニューの提供が可能となるでしょう。

リブセラの仕組みと他機器との違い（フェイシャル×スカルプ応用）

リブセラ最大の特長は、プラズマとエレクトロポレーションの同時出力にあります。これにより、他の機器にはない独自の施術が実現可能です。プラズマが持つ殺菌作用や細胞再生促進効果で肌環境を整えつつ、エレクトロポレーションで有効成分を深部まで導入します。その違いは以下の表をご覧ください。

比較項目	リブセラ	従来の導入機器	ハイフ（HIFU）
主な機能	プラズマ＋導入	イオン導入など	高密度焦点式超音波
アプローチ	肌質改善・殺菌・導入	美容成分の導入	たるみ・リフトアップ
施術可能部位	顔、頭皮、首	顔	顔、ボディ
汎用性	非常に高い	限定的	高い

導入のメリット・デメリットを客観的に整理

リブセラ導入を検討する際は、良い点と注意すべき点の両方を把握することが重要です。

【メリット】

• 結果が出やすいため、高単価なメニュー設定が可能
• フェイシャルとスカルプケアに両対応でき、メニューの幅が広がる
• 最新技術で近隣の競合サロンとの明確な差別化が図れる
• 顧客満足度が高く、リピート率と顧客定着に繋がりやすい

【デメリット】

• 高機能なため、初期投資額が大きくなる
• 性能を最大限に引き出すための専門知識と技術研修が必須
• 施術には専用の美容液が必要で、ランニングコストがかかる

どんなサロンに向いている？導入適性チェックリスト

リブセラは、特に「結果」を追求し、客単価を向上させたいサロンに最適です。ご自身のサロンの適性をチェックしてみましょう。

• 既存のフェイシャルメニューに限界を感じている
• 客単価を2万円以上に設定したい
• 最新技術で近隣サロンと差別化を図りたい
• フェイシャルだけでなく、スカルプケアもメニュー化したい
• 顧客満足度とリピート率を本気で高めたい
  （3つ以上当てはまるなら、リブセラ導入は強力な一手となるでしょう）

導入費用の内訳と相場感

リブセラの導入費用は、本体価格だけで判断してはいけません。長期的な視点で、消耗品のコストや保守費用まで含めた「総所有コスト」を把握することが重要です。これにより、導入後の資金計画に無理が生じるのを防ぎ、安心してサロン運営に集中できます。

本体価格・消耗品・保守費の目安と見積もり比較ポイント

リブセラの本体価格は高額ですが、それに見合うリターンが期待できます。見積もりを比較する際は、以下のポイントを必ず確認しましょう。

• 本体価格に含まれる付属品
• 専用美容液などの消耗品コスト
• 年間保守費用とサポート内容
• 保証期間と保証範囲
• 故障時の代替機提供の有無
• 導入研修の内容と費用

現金・リース・割賦の違いとキャッシュフロー影響

機器導入時の支払い方法は、サロンのキャッシュフローに大きく影響します。それぞれの特徴を理解し、最適な方法を選択しましょう。

支払い方法	初期費用	総支払額	所有権	特徴
現金一括	全額必要	最も安い	即時取得	金利負担がない。
リース	ほぼ不要	割高になる	無し	経費計上できる。
割賦（分割）	低く抑えられる	やや割高	完済後に取得	所有権が手に入る。

補助金・助成金の活用可否と注意点

リブセラのような高額な設備投資には、国や自治体の補助金・助成金が活用できる可能性があります。「小規模事業者持続化補助金」や「事業再構築補助金」などが代表的です。ただし、公募期間や要件が複雑なため、申請を検討する際は専門家への相談が不可欠です。

引用：J-Net21（独立行政法人 中小企業基盤整備機構）

売上計画と回収シミュレーション

リブセラ導入を成功させるには、データに基づいた緻密な売上計画と回収シミュレーションが不可欠です。目標達成までの道筋を具体的に描くことで、日々の営業活動に迷いがなくなり、着実に投資を回収し、利益を生み出す体制を構築できます。

メニュー単価設定（初回・回数券・サブスク）の最適化

最適なメニュー単価は、周辺の競合やターゲット層をリサーチして決定します。顧客の定着と安定した売上のためには、多様なプランを用意するのが王道です。

プラン名	価格（例）	対象顧客	目的
初回体験コース	12,000円	新規顧客	効果を実感してもらう
通常（1回）	25,000円	都度利用顧客	メンテナンス
6回集中コース	120,000円	悩み改善希望者	顧客の固定化・売上確保
月額プラン	18,000円/月	リピーター	継続利用の促進

施術時間・回転率から逆算する月次収支モデル

具体的な月次収支モデルを作成しましょう。
まず、リブセラの標準施術時間（例：90分）と1日の最大施術可能人数（回転率）を算出します。
そこから稼働率（例：70%）を掛け合わせ、1ヶ月の施術人数を予測。
その人数に平均客単価を掛ければ、月間売上が見えてきます。

6ヶ月・12ヶ月での投資回収シナリオ（低・中・高の3ケース）

投資回収計画は、複数のケースを想定しておくことが重要です。「高（順調）」「中（計画通り）」「低（苦戦）」の3パターンで試算し、状況に応じた対策を準備しておきましょう。

ケース	月間施術人数	平均客単価	月商	12ヶ月後回収率（目安）
高ケース	60人	20,000円	120万円	100%以上
中ケース	40人	20,000円	80万円	約80%
低ケース	20人	20,000円	40万円	約40%

集客とリピート設計｜導入直後90日の戦い方

リブセラ導入の成否は、最初の90日間にかかっていると言っても過言ではありません。既存顧客へのアプローチと、新たな顧客層への情報発信を両輪で進め、スタートダッシュを決めるための戦略的なプロモーション計画を立てましょう。

既存客へのアップセル台本（告知テンプレ・LINE配信）

まずは、あなたのサロンを既に信頼してくださっている既存のお客様に、新メニューの価値をしっかり伝えましょう。「長年のお肌悩みを、最新技術で根本から改善しませんか？」といった特別感を演出し、導入キャンペーンを案内します。

新規集客：Instagram・MEO・LPの導線設計

新規集客では、オンラインでの導線設計が鍵を握ります。以下の流れを構築しましょう。

• 認知（Instagram・MEO）
  施術のビフォーアフター写真や動画で視覚的に訴求。Googleマップで「地域名＋肌質改善」などで検索された際に上位表示を目指します。
• 興味・関心（LPへ誘導）
  SNSやGoogleのプロフィールから、施術の詳細や想いを綴ったLP（ランディングページ）へ誘導します。
• 比較・検討（LPの内容）
  LP内で、お客様の悩みがどう解決できるのか、料金プラン、お客様の声などを分かりやすく提示します。
• 予約・来店
  LP内の予約ボタンから、スムーズに予約が完了する仕組みを整えます。

リピート率を高めるコース設計とビフォーアフターの見せ方

一度の施術で感動していただいても、リピートに繋がらなければ意味がありません。肌質改善には継続が必要であることを伝え、お客様一人ひとりに合わせた最適なコースを提案することが重要です。

施術品質を安定させる運用と教育

高価な機器を導入しても、施術者の技術レベルにばらつきがあれば、お客様の信頼を損ないかねません。安全性の確保と結果の再現性を高めるための、徹底した運用ルールと継続的なスタッフ教育が不可欠です。

導入時トレーニングの必須項目（安全・結果・再現性）

導入時のメーカー研修では、以下の項目を徹底的に習得する必要があります。

• 機器の安全な操作方法、禁忌事項の確認
• 肌質や悩みに合わせた最適な出力設定
• 結果を出すための効果的なプローブの動かし方
• カウンセリングとアフターケアの知識

失客を防ぐカウンセリング＆アフターケアの型

お客様の不安を取り除くカウンセリングフローを構築しましょう。

• ヒアリング
  お客様の悩みや目標を深く丁寧に伺います。
• 施術説明
  リブセラで「何がどう変わるのか」を具体的に説明し、期待値を揃えます。
• 同意確認
  施術内容と料金について、必ず同意を得てから施術に入ります。
• アフターカウンセリング
  施術後の注意点や、効果を長持ちさせるホームケア方法をアドバイスします。

クレーム・禁忌対応のチェックリスト

万が一のトラブルに備え、カウンセリング時に必ず以下の項目を確認しましょう。

• 皮膚疾患（アトピー性皮膚炎、ケロイド体質など）の有無
• 日焼け直後ではないか
• 妊娠中・授乳中ではないか
• 体内に金属（ペースメーカー、ボルトなど）が入っていないか
• 現在治療中の病気や、服用中の薬はないか

失敗事例から学ぶリブセラ導入の落とし穴

成功事例だけでなく、失敗事例から学ぶことも非常に重要です。他社の失敗を教訓とし、同じ轍を踏まないように、事前にリスクを把握し対策を講じておくことが、成功への最短ルートとなります。

客層不一致・価格設定ミス・プロモ不足の共通点

リブセラ導入で失敗するサロンには、主に以下の3つの共通点が見られます。

1. 客層のミスマッチ
   サロンの主な顧客層が、高単価な結果追求型メニューを求めていない。
2. 価格設定の失敗
   周辺相場や提供価値を無視した、高すぎる（または安すぎる）価格設定。
3. プロモーション不足
   導入しただけで満足してしまい、新メニューの魅力がお客様に伝わっていない。

稼働率が伸びない時のテコ入れ（価格・導線・在庫）

稼働率が計画通りに伸びない場合は、速やかな原因分析と対策が必要です。

• 価格…初回お試し価格の見直し、既存メニューとのセット割引の導入。
• 導線…SNSやチラシから予約までの流れが複雑になっていないか再確認。
• 在庫…専用美容液などの欠品による機会損失を防ぐ。

スタッフ教育と評価制度の見直しポイント

スタッフのモチベーションが低いと、お客様への提案も消極的になります。リブセラの施術や関連商品の販売実績を、インセンティブとして給与に反映させるなど、頑張りが正当に評価される仕組みを検討しましょう。

リブセラ導入の比較と機器選定の考え方

リブセラは魅力的な機器ですが、導入を決める前には、必ず他の競合機器と比較検討する視点を持つべきです。ご自身のサロンが目指す方向性やコンセプトによって、最適な機器は異なります。

競合機器との比較観点（結果・メニュー汎用性・ランコス）

競合機器と比較する際は、「結果」「汎用性」「ランニングコスト」の3つの観点が重要です。以下の表のように、自サロンの重視するポイントを明確にして比較しましょう。

比較観点	リブセラ	競合機器A	競合機器B
結果の質	◎（肌質改善）	◯（リフトアップ）	△（美白）
メニュー汎用性	◎（顔・頭皮）	△（顔のみ）	◯（顔・ボディ）
ランニングコスト	◯	◎（安い）	△（高い）

デモ体験時に確認すべきチェック項目リスト

メーカーによるデモ体験は絶好の比較機会です。以下の項目を意識して臨みましょう。

• 操作パネルは直感的で使いやすいか
• プローブは重すぎず、持ちやすいか
• 施術中の体感（痛みや熱感）は許容範囲か
• 施術直後の肌の変化を実感できるか
• メーカー担当者の知識は豊富で、質問に的確に答えられるか

保守サポート・保証・代替機の有無で総所有コストが変わる

機器選定において、本体価格と同等以上に重要なのが、購入後のサポート体制です。万が一の故障時に、迅速に対応してくれる保守サポートや、修理中に代替機を無償で貸し出してくれるか、といった点は必ず確認してください。

導入手順とスケジュール

リブセラの導入を決定してから、実際にサロンでメニューとしてお客様に提供できるようになるまでには、いくつかのステップを踏む必要があります。計画的に準備を進めることで、スムーズなスタートダッシュを切ることができます。

問い合わせ〜デモ〜契約〜設置〜初回プロモの時系列

一般的な導入スケジュールは次の通りです。全工程で、およそ1〜2ヶ月を見込んでおくと良いでしょう。

• 問い合わせ・相談
  販売代理店に連絡し、まずは情報収集を行います。
• デモ体験
  ショールームや自サロンで、実際に機器を体験します。
• 見積もり取得・契約
  条件を確認し、契約手続きを進めます。
• 納品・設置・導入研修
  機器がサロンに設置され、操作方法や理論についての研修を受けます。
• プロモーション開始
  研修と並行して、チラシやSNSで新メニューの告知を開始します。

開業・導入チェックリスト（告知素材・台本・価格表）

導入をスムーズに進めるため、事前に以下の準備をリストアップしておきましょう。

• 告知用チラシ・POPのデザイン
• ホームページ・予約サイトへの情報掲載
• カウンセリング用同意書・説明資料
• 既存客へのご案内トーク台本
• メニュー価格表（通常・初回・コース）

㈱イレブンのサポート範囲（デモ・研修・集客支援・運用改善）

私たち株式会社イレブンは、機器を販売して終わり、ではありません。以下のサポートを一気通貫で提供し、あなたのサロン経営をバックアップします。

口コミ・症例の活用と権利・表現の注意点

お客様の声（口コミ）や施術前後の写真（症例）は、新規顧客の信頼を得るための最も強力なツールです。しかし、その活用方法には細心の注意が必要です。ルールを守って、効果的に活用しましょう。

ビフォーアフター写真の取得フローと同意書

ビフォーアフター写真を使用する際は、必ずお客様から書面で同意を得る必要があります。

• 事前説明
  施術前に、撮影目的と使用範囲（SNS、HPなど）を丁寧に説明します。
• 同意書への署名
  専用の「同意書」を用意し、お客様に署名をいただきます。
• 撮影と管理
  個人が特定できないように配慮して撮影し、写真は厳重に管理します。

医療的表現NG・景表法・薬機法の基礎

エステサロンの広告では、医師法や薬機法、景表法に抵触する表現は固く禁られています。「治る」「消える」といった医療行為と誤認される表現は使用できません。

OK表現例（化粧品的な表現）	NG表現例（医療的な表現）
「肌にハリを与える」	「シワが消える」
「キメを整える」	「シミを治療する」
「肌荒れを防ぐ」	「ニキビが治る」
「乾燥による小じわを目立たなくする」	「アンチエイジング」

引用：消費者庁 景品表示法,厚生労働省 医薬品等の広告規制について

評判の集め方：Googleクチコミ×SNSの運用ルール

良い評判を効率的に集めるには、お客様が口コミを投稿しやすい仕組みを作ることが大切です。施術に満足いただけたお客様に、その場でGoogleビジネスプロフィールの口コミ投稿用QRコードをお見せし、投稿をお願いするのが効果的です。

よくある質問（FAQ）

施術の痛み・ダウンタイムは？敏感肌でも大丈夫？

温かさを感じる程度で、痛みはほとんどありません。ダウンタイムも基本的にないため、施術後すぐにメイクが可能です。敏感肌の方にもお受けいただけますが、事前のカウンセリングは丁寧に行います。

回数の目安と効果実感までの期間は？

多くの方が初回で肌のトーンアップなどを実感されますが、根本的な改善のためには2週間に1回程度のペースで6回以上の継続を推奨しています。

消耗品コスト・1施術の原価はいくら？

施術には専用の美容液を使用します。詳しい原価については、導入サロン様専用情報のため個別にご案内しておりますが、高い利益率を確保できる価格設定が可能です。

既存メニューとの組み合わせ例は？

「ハイフ」の前にリブセラで肌の受け入れ態勢を整える、「小顔矯正」にプラスしてリフトアップ効果を長持ちさせる、といった組み合わせが人気です。

故障時の対応・代替機・保証期間は？

弊社にご連絡いただければ、迅速にメンテナンス担当者が対応します。保証期間内の自然故障は無償修理が可能です。修理期間中の代替機手配も行っております（※契約内容によります）。

導入相談：無料デモ・収支試算のご案内

リブセラの魅力や導入後の成功イメージを、より具体的に感じていただくための個別相談会を実施しております。あなたのサロンの成功を、私たちが全力でサポートします。

無料デモの申込み方法（所要時間・持ち物・当日の流れ）

弊社ウェブサイトの専用フォーム、またはお電話にてお申し込みください。

あなたのサロン専用の回収プラン作成（立地・単価・席数別）

あなたのサロンの立地条件、想定される客単価、ベッド数などの情報をお伺いした上で、オーダーメイドの投資回収シミュレーションを無料で作成いたします。実現可能な成功プランを、一緒に作り上げましょう。

資料請求・LINE相談・ショールーム体験の窓口

「まずは資料だけ見てみたい」「ちょっとした疑問をLINEで気軽に質問したい」など、様々なご要望にお応えします。下記より、ご希望の窓口へお進みください。あなたのサロンの未来を変える第一歩を、心よりお待ちしております。